ポイ活には達人と呼ばれるすごい人たちがいます。
あらゆる方法でポイントを貯め、生活の中に活かしています。
しかし、ポイ活達人が節約の名人かと言われれば、話は違うようです。
今回は、ポイ活達人と節約名人は何が違うのか、その実情について解説します。
ポイ活で節約できている印象を受けられない人は、本記事で意外な原因がわかるかもしれません。
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ポイ活達人と節約名人は別物
大前提として、ポイ活達人と節約名人は別物と切り分けて考えましょう。
ポイ活達人も節約名人も、どちらもお得に生活をしている人を指すイメージがあります。
しかし根本的にポイ活と節約は、やっていることが異なるのです。
ポイ活達人はそれだけ買い物をしている証拠
ポイ活でポイントを上手にためている人は、それだけ買い物による出費が多いという裏返しの存在です。
日頃の買い物だけであっても、少しでもポイント還元率の高いものを購入しており、最安のものを購入できているかといわれるとやや疑問が残ります。
一方で節約名人とは、ひたすら無駄なものを削って出費を抑えようとする人を指します。
最安のものを見つけるのはもちろんのこと、中には隣町のスーパーのほうが安いからと、長距離を買いに行く人も少なくありません。
このようにポイントによる還元を取るか、そもそもかけるコストを抑えるかの違いが両者にはあるのです。
節約名人はポイ活と相性が悪い
節約名人とポイ活は、非常に相性が悪いです。
理由は上記で触れた通り、何が目的か異なるためです。
ポイ活達人は買い物を通じて、それと引き換えに獲得できるポイントが目当て。
多少高かったとしてもポイント還元が狙いなのであまり気にすることはありません。
一方の節約名人は、ポイントよりも商品そのものの値段の安さを追求するため、値段が高い方が貯まりやすいポイ活とは相性がよくないということになります。
そもそもポイントの原資とは何か?
大前提として、ポイ活で貯めるポイントの原資は消費者が支払う商品代金、つまりお金であると理解しておきましょう。
商品代金をあまり気にすることがないポイ活達人は、それほど「最安値」に関心を持っていません。
つまり、一定のコストがかかってもポイントが貯まればOKという考え方です。
もちろんキャンペーンやポイント二重取りなどを駆使して、結果的に節約につなげているケースもあります。
しかし、仮にポイントだけで商品決済ができたとしても、その前に購入したものの総額から見ると割引率が高くない可能性もあり得るのです。
ポイントが貯まっていく面白さや達成感から、本当に節約になっているかどうかを判断できなくなってしまっている人も珍しくありません。
節約が目的ならポイ活は向いていない
もし本気で節約をしたいのであれば、ポイ活とは相性が悪いのが現実です。
「目先の利益」と言われそうですが、最初から最安値を探した方が大幅に節約できるからです。
節約のためにポイ活を始めたけど、ポイントが貯まらない人は、節約がうまくいっている証拠かもしれません。
それだけ商品購入に費用をかけていないため、ポイントが貯まらないのはある意味普通です。
逆に節約のためにポイ活をはじめ、ポイントがたくさんたまっている人は要注意。
一度、収支をまとめてみるといいでしょう。思わぬところで落とし穴が見つかるかもしれません。
まとめ(見出しつけてください)
混同されがちなポイ活と節約。
そもそもの狙いが異なるため、実は相性が悪いのが現実です。
もちろんすべてのポイントがそうとは言い切れませんが、よく考えて利用しないと、いつの間にか節約からポイント集めに意識が変わってしまう可能性もあるでしょう。
何のためにポイ活を始めたのか、節約をしたいのかを明確にしてみるといいかもしれません。(執筆者:中田 すぐる)
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