外で食べると海鮮系のメニューは高いです。
とはいえスーパーでもお刺身は安くないため、家庭で作るにしてもぜい沢品の部類です。
しかし、業務スーパーの冷凍商品には生食できる海鮮商品もあり、おうちで安くておいしい海鮮メニューを食べることができます。
今回はその中でもテレビでも度々取り上げられている「鮪たたき」について、おいしい食べ方をご紹介すると共に、便利な使い方や一度に使い切れないときの保存法を徹底解説します。
※なお、文中の価格はすべて税込表示です。店舗によって商品の取り揃えや価格が異なる場合があります。
ついに出た!業務スーパーの電子マネー&ポイント「Gyomuca」
業スの「鮪たたき」のコスパは?
業務スーパーの冷凍食品である「鮪たたき」は250g538円です。
ぎゅっと真空パックに詰められているので少なく見えますが、大体普通のスーパーのお刺身コーナーに売られているチルド品などは100g前後で300~400円くらいの値段ですので、倍以上の量で538円はかなりコスパがいいと言えます。
スーパーで売られているものも、生の鮪からとったものではなく、冷凍品を解凍してパック詰めされたものですので、味の違いもほとんどない印象です。
細巻きにピッタリな長さ
平たい長方形のパックに詰められた「鮪たたき」ですが、実はこの長辺は巻き寿司などに使う全型海苔の長辺の長さとほぼ同じなのです。
このため「鮪たたき」の長辺に沿って細くカットしていくと、そのまま巻き寿司にぴったりの形にすることができます。
細い形状でカットしておいて、凍ったまま酢飯の上において巻き10分ほどなじませれば、食べるときにはきれいに解凍されています。
大体1パックで8~10本分くらいの細巻きの具材となりますので、少しずつカットして使っていくのもいいでしょう。
買ってきたらまずカットで計画的に!
前述したように細巻きなら10本近く作ることができますが、やはりこれだけの量があるのなら「丼」などで贅沢に食べたいと思う人も多いのではないでしょうか。
「鮪たたき」は250g入っていますが、ネギトロ丼に必要な量は1人前100g強あれば十分ですので、わが家ではこのようにカットしています。
まず細巻用に長辺方向から1本切り出し、残りを2つに分けます。
このとき、きちんと半分に分けてネギトロ丼を2杯作ってもいいのですが、1つを大きめにして鮪たっぷりの贅沢ネギトロ丼用、小さい方を野菜や卵などを加えるアレンジネギトロ丼用にすると、飽きずに食べることができるのでおすすめです。
このように凍った状態でカットしておき、それぞれにラップしてそのまま冷凍保存することもできます。
そうすれば必要な分だけ解凍して使うことができ、1食ずつ食べたい場合でも「鮪たたき」を常に新鮮な状態で食べられて無駄がありません。
538円で3食作れた!業スの鮪たたきを使ったメニュー
先ほど説明したようにカットした「鮪たたき」を使って、以下の3品を作ることができました。
(1) 鮪たっぷりネギトロ丼
これぞ王道、間違いない味です。
生臭さは少なめなので、酢飯ではなく普通のごはんでも十分おいしく食べることができました。
(3) トロトロネギトロ丼
鮪と相性がいい山芋のすりおろしと、オクラのスライスをのせることで、マグロが少なくても大満足の丼ができました。
山芋のすりおろしである「とろろ」(1㎏904円)は業務スーパーにも冷凍のものが売られています。
大容量ですが切り分けて冷凍しておけば何かと便利なので合わせてストックしておくのもいいでしょう。
(3) 鮪の細巻
冷凍の状態のまま巻くので比較的巻きやすく、巻きすがないわが家でもラップだけで何とか巻くことができました。今回は子供用だったのでネギはいれませんでしたが、もちろんネギを入れてネギトロ巻きにしてもおいしいです。
お店で食べれば①のネギトロ丼だけでも600円くらいするので、鮪尽くしで3食分538円というのはかなり安いと思います。
「鮪たたき」自体の味も外食チェーンなど出されているものとまったく遜色がなく、大満足な仕上がりでした。
テレビで取り上げられたほか、SNSでも高評価を得ている業務スーパーの「鮪たたき」はコスパも味も非常に満足のいく一品でした。
業務スーパーにはこのほかにも「冷凍サーモンたたき」や「冷凍トロサーモン」など生食できるお得な冷凍食品が多数ありますのでぜひ試してみてください。(執筆者:3人の子を育てる主婦ライター 岩崎 はるか)
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