春も近づき、旅行や観光をしたい気持ちも高まります。
今回は、あまり割引を利用したことがない初心者向けに、観光施設やガイドなど旅行先で発生する料金を抑える方法について紹介します。
Go To トラベルキャンペーンの代わりとして各自治体が実施している宿泊割引などと併せて、ぜひお得な旅を楽しんでください。
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利用するとお得な食事や観光施設の割引8選
テーマパーク、美術館や博物館など施設を利用するときには、なにかに付帯した割引が利用できる場合があります。
30~200円ほどの割引が受けられることが多く、場合によっては半額になるようなケースもあるので事前に調べて準備したり、受付で確認したりするのがおすすめです。
1. JAF割引
JAF割引が利用できる施設には、受付に設置できるミニのぼりやステッカーが貼り付けられていることがほとんどですが、掲示が一切ないところもあります。
JAF割引が使えるのに利用しないのはもったいないので、ぜひ受付で尋ねてみてください。
2. 学生割引
大人でも、大学などに通っている、もしくは通信教育で学んでいるという人は、学生証を提示すれば受けられる割引も多いので試してみてください。
子供が中学生や高校生の場合、割引を受けるときに提示を求められる「学生証」ではなく、「生徒手帳」しか持っていない場合が多いので、事前確認がおすすめです。
電車や船など乗り物を割引価格で利用したいときには、学校に「学生証に代わる証明書の発行」をお願いすれば発行してもらえます。
発行までに2週間ほどかかるなど時間がかかることが多いので注意してください。
3. 土産物売り場やホテルのフリーペーパー
最近では、いくつかの施設や小エリアで発行するフリーペーパーやチラシがたくさんあります。
割引クーポンが掲載されていることも多いので、土産物売り場やホテルなど、どこか施設に入ったときには探してみてください。
興味のあるイベントやキャンペーンなどがみつかる可能性もあります。
4. 地元のタウン誌
地元で発行されているタウン誌は、地元の取材先と親密でよい関係を築いていることも多く、その流れでお得なクーポンが発行されていることも少なくありません。
地元のタウン誌ならではのレアスポットやおすすめスポットなどもあるため、新しい発見や感動につながるケースもあります。
観光スポットを特集したものなども発行されていることが多いです。
タウン誌がweb記事を公開していることも多いので、チェックしてみてください。
5. 周遊割引
施設同士がタイアップしていて、施設料の割引や粗品のプレゼントなどをおこなっていることもあるので事前のチェックがおすすめです。
たとえばAの施設に行ってからBへ行くと、Bの施設料が割引されるというケースもあれば、入場チケットを同時に購入することで割引になるケースもあります。
この割引は、同日でないと受けられないなど条件が付くこともあるので注意してください。
6. 福利厚生などの利用
福利厚生の一環として、施設やサービスの割引が受けられる本やパスポートなどを持っている人は、利用できるものがないか探してみましょう。
フリーランスやカード会員の特典として「クラブオフ」などに入会している人も、予約やクーポン利用などで施設料が安くならないか検討してみてください。
「クラブオフ」では、水族館やテーマパークのチケットが半額で購入できたり、クーポン利用で食事が安くなったりすることもあります。
7.「じゃらん」の遊びクーポンなど
体験ができるような施設では、「じゃらん」から「遊びクーポン」という名称でクーポンが出ていることも少なくありません。
「遊び体験」という名称ではありますが、地域によってはホテルビュッフェやランチ、BBQなどが含まれていることもあるので、食事をする人も要チェックです。
無料登録を済ませばクーポンを取得できますが、体験の予約を取り終えるまではクーポンが他の人に奪われてしまう可能性もあります。
クーポンを取得するだけで「割引が受けられる」と安心せず、必ず予約が取れていることを確認してください。
クーポンの割引率としては、通常で2,500円以上の場合500~700円割引というようなイメージなので、これだけでも十分お得です。
エリア限定のクーポンが発行されていることもあり、その場合は2,000円以上で1,000円割引など体験料が半額になることもあります。
エリア限定クーポンは、「遊びクーポン」が掲載されている下に掲載されているので、見逃さずチェックしてみてください。
8. 宿泊割引に付いているクーポンを使う
各自治体では現在、Go To トラベルキャンペーンに代わる宿泊割引をおこなっていて、観光施設への支払いや土産物購入に使えるクーポンがもらえることもあります。
クーポンがもらえるプランや宿泊施設を選択することで節約につながります。
ガイド料金を抑えながら知識も得る方法2選
観光地を巡るなら、歴史やレアスポットなどについて知ることができるとさらに思い出が増えます。
そこで活用したいのが「ガイド」ですが、個人的に雇うとなると大きな出費につながります。
ここでは、出費をおさえて頼める「ガイド」を紹介します。
1. 施設のガイドタイムや音声ガイドを利用する
美術館や博物館など、説明があるとより楽しめる施設も多いです。
館内専属のガイドさんが説明と案内をしてくれる「ガイドタイム」やセンサーに反応して対象物の説明をおこなう音声ガイドなどのサービスをおこなっていることもあります。
事前に施設の公式サイトなどで確認しておくと便利です。
ガイドタイムは時間帯や期間限定、イベント時のみなどさまざまですが、無料のサービスもあります。
音声ガイドも無料で貸し出してくれることが多いです。
2. ボランティアガイドを利用する
ボランティアガイドといっても、すべてが無料ではありません。
一般的なガイドでは料金が発生しても1団体につき2,000~3,000円ぐらいのことが多いです。
歴史や地元事情に詳しいボランティアガイドさんも多いので、勉強になりますが、人により案内方法や知識は違うので、了承の上でお願いしてください。
時間的に長いコース、滝や登山など危険が伴うコースでは、ガイド料5,000~1万5,000円が相場です。事前に確認をしてください。
割引を上手に利用して旅先でも節約
割引を上手に利用すれば、実際にかかる旅行代金よりも安く楽しめます。
内容はそのままで質も保ったまま割引されるケースも多いので、旅行の楽しさは削らず節約につなげてみてください。(執筆者:山内 良子)
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