寒くなってきたら恋しくなるのは鍋料理。
野菜にお肉に魚介に…とさまざまな具材を購入していたら、意外と材料費がかかってしまった、という経験はありませんか。
実はわが家では「毎週日曜日は鍋料理」と決まっています。
具材に工夫をすれば鍋料理はコストを抑えられる料理なのです。
今回は年に50回以上食べる鍋料理のなかでも家族に好評、ボリューム満点で材料費を1,000円以下に抑えたおいしい鍋料理4つを紹介します。
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1. 「豆腐入りつみれ」と油揚げで塩ちゃんこ鍋
【材料】(4人分)
白菜 1/4個
しめじ 1/2パック
水菜 1袋
絹ごし豆腐 1/2丁(200g)
油揚げ 2枚
鶏もも肉 150g
豚バラ薄切り肉 150g
◎鶏ミンチ 200g
◎絹ごし豆腐 1/2丁(200g)
◎長ねぎ 5cm(みじん切りにしておく)
◎しょうがチューブ 2cm
◎酒 大さじ1
◎片栗粉 大さじ1
◎ごま油 小さじ1
◎しょうゆ 小さじ1/2
◎塩 小さじ1/2
<鍋のだし>
水1,200cc
酒50cc
鶏ガラスープの素 大さじ2
だしの素 小さじ1
しょうゆ大さじ1
塩小さじ2
おろしにんにくチューブ2cm
※材料費は4人分約751円、1人分換算で約188円です。(調味料除く)
作り方
(1) 鶏もも肉は一口大に、豚バラ肉は8cmぐらいの長さに、野菜と豆腐は食べやすい大きさに切っておく。
油揚げは湯通しし、グリルで軽く焼いてから横半分に切り幅1.5cmに切る。
(2) ボウルに◎を入れて粘りが出るまでこね、鶏と豆腐のつみれを作る。
(3) 鍋にだしの材料を入れて火にかけ、沸騰したら鶏もも肉と、(2)のつみれをスプーンですくって丸めて鍋に入れ、火が通るまで煮る。
(4) 鶏もも肉とつみれに火が通ったら、その他の具材を入れて再び火が通るまで煮る。
(5) 全ての具材に火が通ったら、だしと一緒に取り分けてお好みで薬味をかけていただく。
ポイント
鶏ガラスープと和風だしの合わせ技で、あっさりと食べやすい味になります。
鶏ミンチと豆腐のつくねや油揚げなどのお手頃で、おいしいだしが出る食材をを使うことにより材料費を抑えることができて、安くておいしい鍋になります。
2. 野菜巻き豚しゃぶ
【材料】(4人分)
白菜 1/6個
水菜 1袋
長ネギ1本
もやし1袋
えのき 1/2袋
豚ロースしゃぶしゃぶ用 600g
<鍋のだし>
水1200cc
酒 100cc
だし昆布 1枚(5cm×10cm)
※材料費は4人分約988円、1人分換算で約247円です。(調味料除く)
作り方
(1) 白菜は繊維にそって縦1cm幅に切り、長さ5cmぐらいの食べやすい大きさに切る。
長ネギは斜め薄切り、水菜は5cmの長さに切る。
えのきは石づきを取ってほぐす。
もやしは洗ってざるに上げておく。
(2) 鍋のだしの材料をすべて鍋に入れ、沸騰直前に昆布を取り出す。
(3) 煮立っただしに野菜を適量入れ、火が通るまで煮る(約5分)。
(4) 野菜が煮えたら、豚ロース肉を鍋に入れてしゃぶしゃぶし、肉の色が変わったら、野菜を巻いてポン酢しょうゆをつけていただく。
ポイント
野菜を細切りにするので、すぐに火が通るうえ、おいしいだしが出るので麺を食べるように野菜がいくらでも食べられます。
さらに時短と光熱費の節約にもなり、いいことづくしの鍋です。
3. 豚バラとキャベツ、ニラ、もやしでもつ鍋風
【材料】(4人分)
キャベツ1/2玉
ニラ 1束
もやし 1袋
豆腐 200g
豚バラ薄切り肉 400g
にんにく薄切り 1片分
〆のラーメン 1玉
<鍋のだし>
水1500cc
鶏ガラスープの素 大さじ3
酒大さじ3
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
※材料費は4人分約660円、1人分換算で約164円です。(調味料除く)
作り方
(1) キャベツは食べやすい大きさにざく切りに、ニラは5cmの長さに切る。もやしは洗ってざるに上げておく。
豚バラ肉は食べやすい大きさに切る。豆腐は8等分に切る。
(2) 鍋にだしの材料を入れて火にかけ、沸騰したら豚バラ肉を入れて、アクを取り除く。
(3) キャベツ、もやし、とうふ、にんにくを加えて蓋をし、火が通るまで煮る。(約5分)
(4) (3)の具材に火が通ったら、ニラを加え、火が通ったら出来上がり。〆にはラーメンがおいしいです。
ポイント
もつは下処理が面倒で、高価な場合が多いので、代用に豚バラ肉でもつ鍋風にします。
にんにく、キャベツ、ニラでもつ鍋のベースの味が再現できるので、コストパフォーマンスの良いメニューになります。
4. コスパ良し食材を集めた 関西風おでん
【材料】(4人分)
大根1/2本
鶏手羽元8本
こんにゃく 大1枚
厚揚げ2枚
ごぼう天 4本
ちくわ4本
ウインナー 4本
<鍋のだし>
水 1200cc
白だし 150cc
みりん 大さじ1
※材料費は4人分約796円、1人分換算で約199円です。(調味料除く)
作り方
(1) 具材の下ごしらえをする。
大根は幅3cmに切り、面取りをして米のとぎ汁(なければ水に生米をひとつかみ入れたもの)で約20分間、下茹でをする。
茹であがったら流水でぬめりを取るように洗う。
(2) 鶏手羽元は酒適量(分量外)を入れた熱湯で下茹でし、流水で軽く洗う。
(3) こんにゃくは三角形に切り、塩で揉んだ後、沸騰したお湯で約5分ゆがいてザルに上げておく。
(4) 厚揚げは三角形に半分に切り、沸騰したお湯で約3分ゆがいて、油抜きをする。
(5) 鍋にだしの材料を入れて火にかけ、沸騰したら大根とこんにゃくを入れ、弱火で煮込む。
(6) 20分後に厚揚げ、鶏手羽元を入れてさらにコトコト煮る。
(7) さらに5分後、ごぼう天、ちくわ、ウインナーを入れ、15分ほど火を通す。
(8) 時間の余裕があれば、一度冷まし、食べる直前に再び火を通して、皿に盛り、練りからしや柚子胡椒をつけていただく。
ポイント
おでんといえば牛すじや練り物をたくさん入れたくなりますが、意外とコストがかかります。
今回は手羽先やウインナーなどのお手頃な材料を使い、材料費を抑えてだしが出るおいしい具材がたくさんのおでんにしました。
練り物をたくさん入れたい方は、業務スーパーなどでおでんの練り物セットなどを上手に活用するのもおすすめです。
おいしい「だし」が出る具材を活用してコスパの良い鍋料理を楽しもう
たっぷりな野菜と、肉や魚介がバランスよく入った鍋料理は、いろいろな具材からうま味が出て、冷えた体を温めます。
節約しつつも具材に工夫をすることで、だしがおいしく毎日でも飽きない無限大のバリエーションがあります。
ぜひ、冬だけと言わず、1年を通して鍋料理を献立に取り入れてみてください。(執筆者:加納 愛菜)
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