野菜を買ったのはいいけれど、使いきれずに傷んでしまい、泣く泣く捨てることになった経験をお持ちの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
筆者の経験上、特売日で安く売られていると、ついたくさん買ってしまい、結果的に使いきれず腐らせてしまうという、本末転倒な状況になりがちだと感じます。
しかし、そうならないためにはお得にゲットした野菜をカットして冷凍しておくということをおすすめします。
実は冷凍保存に向いている野菜は意外と多くあります。
今回は、食品ロスを防ぎつつ節約と時短になる、「野菜の冷凍」についてご紹介します。
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野菜をカットして冷凍しておくメリット
買ってきた野菜をカットして冷凍保存すると、たくさんのメリットがあります。
食費の節約になる
野菜を冷凍保存することで傷ませて結局捨ててしまう、というような食品ロスを防ぐことができるので、結果的に節約につながります。
また、安いときに買った野菜を冷凍保存すれば、こちらも食費の削減になります。
野菜は毎日価格が変動するので、できるだけ安いときにたくさん買って、冷凍してことで節約効果が高まります。
カットされた冷凍野菜はスーパーやコンビニでも販売されていますが、どうしても割高になります。
ちなみに、西友ネットスーパーの冷凍ブロッコリー250gは183円で販売されていますが、通常スーパーで1株400g前後のものが、180円程で売られていることを考えると、2倍近い値段ということになります。
市販の冷凍野菜は外国産も多く、ものによっては水っぽくあまりおいしくないこともあります。
そのため、総合的にみて自分でカット野菜を冷凍するのが満足度は高いでしょう。
時短になる
ほとんどの野菜は冷凍した状態で炒める、煮ることが可能なので、料理の時短になります。
料理は工程が多いので、野菜がカットされているだけで、気持ち的にも物理的にも料理へのハードルが下がります。
長期保存ができる
生の野菜はものによっては2~3日で品質が落ちてしまいますが、冷凍することによって長期保存できるのもメリットの一つです。
丸ごと冷凍したものは約2か月、カットしたものは約1か月が保存期間の目安となります。
冷凍に向いている野菜
冷凍保存に向いている野菜は多くありますが、下記にリストアップした野菜は冷凍することで、さらに旨味がアップしておいしくなります。
きのこ:旨味や栄養価がアップ
人参:カロテンが2倍、ビタミンCとポリフェノールがアップ
トマト:旨味アップ、皮が剥きやすくなる
玉ねぎ:甘味が増す
ほうれん草や小松菜:ビタミンCが崩れにくくなる
上記以外にもブロッコリー、かぼちゃ、キャベツ、白菜、長ねぎなどが冷凍保存に向いています。
野菜は冷凍することで細胞組織が壊れるので、生よりも味がしみ込みやすく、火が通りやすくなるので調理時間の短縮になるのも、うれしいポイントですね。
冷凍に向かない野菜
じゃがいも、さつまいもなどの芋類は解凍するとぼそぼそとした食感になるので、あまり冷凍保存には向きません。
どうしても冷凍したい場合は、火を通してすりつぶしたものを冷凍すると良いでしょう。
また、きゅうりやなすなど水分の多い野菜も、食感がぐずぐずになってしまうので冷凍保存はおすすめしません。
おかずの作り置きはしたくない方でも、実践しやすい!
おかずの作り置きが一時期流行りましたが、何品もまとめて作るとなると、それなりにまとまった時間が必要です。
作りたくても作れない、そもそも作り置きは面倒だししたくない、といった方でも、野菜をカットして冷凍保存するのは比較的実践しやすいかと思います。
野菜を安くまとめて買ったときは、冷凍保存をして、「節約」+「時短」の効果を感じてください。(執筆者:村瀬 華)
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