今回の記事では節約初心者の人に向け、「大幅削減できる月々の費用」のほか、見直しを検討して節約につなげる方法なども紹介します。
いますぐ見直しできるものが多いので、ぜひ挑戦してみてください。
嗜好品を見直す
お酒や煙草、お菓子やジュース、コーヒーなどの嗜好品は、思っている金額よりも出費していることが多いので要注意です。
とくに、お菓子やジュースなどは、クセになって無意識に買ってしまっているケースも少なくありません。
出費を具体的に知る
たとえば、お酒や煙草、お菓子やジュース、コーヒーなどを毎日摂取していると、実際には1か月でどれぐらい出費しているのかみてみましょう。
・ たばこ(1箱500円と仮定)→ 1万5,000円
・ 第3のビール(1本110円と仮定)→ 3,300円
・ お菓子(1袋100円と仮定)→ 3,000円
・ ジュースやコーヒー(1杯30円)→ 900円
具体的な金額を算出する
嗜好品の出費は人によって違いますが、1か月900~1万5,000円ほどの出費になることも多く、具体的な金額を算出して見直すのがおすすめです。
自分が購入している商品の金額を計算しないと具体的な金額が出てこないので、レシートを捨てずに集めるようにします。
この、レシートを集めていく過程でも、「こんなに使っていたのか」という気づきにもなるのでおすすめです。
車の維持費
車の維持費がたくさんかかっているという人は、車を手放すことも含めて検討してみましょう。
車はガソリン代だけでなく、オイルやエレメント、バッテリーやタイヤなど交換するものも多く、住んでいる地域によっては夏タイヤと冬タイヤが必要なこともあります。
私の場合ですが、タイヤは夏タイヤと冬タイヤで合計12万程度、バッテリーは2年に1回程度しか交換しないので1年で8,000円程度、オイルやエレメント交換では6,000円程度かかっています。
山道や雪道も走るためタイヤはよいものを使っていますが、軽自動車でも月々1万1,200円程度かかっているので、家計に与えるダメージは決して少なくありません。
田舎では必須の車も、勤務先が近い場合や公共交通機関の駅が近い場合には検討の余地がありそうです。
最近では地方でもリモートでの仕事が増えているので、自転車や必要なときだけレンタカー、カーシェアリングという生活をしている人もいます。
家賃・ローン
毎月かかってくる家賃やローンは、できるだけ少ないほうが生活もラクです。
使わない部屋があまっている人や、仕事がリモートになって駅の近くでなくてもよくなったという人は、もう少し家賃が安い物件を探してみるのもいいかもしれません。
また、住宅ローンを組んでいる人は、月々の支払額を下げてもらえないか交渉してみるというのもひとつの手段です。
ただし、月々の支払額が下がるということは、支払う年数が増えて利息もたくさん付くということなので、月々の支払がラクになった場合のメリットと比較してみましょう。
月々の支払を下げておいて繰り上げ返済をし、最初の契約よりも早くローンを完済できるならメリットが大きいです。
スマホ代・通信費
格安SIMに変更したり、無料で使えるドコモWi-Fiを利用したりして、月々のスマホ代・通信費を押さえられないか検討してみましょう。
格安SIMの場合、月々の支払は安いけれど通信速度が遅いなどデメリットがあることもあるので注意してください。
また、乗り換えなどのキャンペーンに飛びついたものの、よく計算をすると、いままでのスマホ代とあまり変わらないというケースもあります。
よく通話する人は「かけ放題プラン」を利用し、自宅に帰ったらすぐに家のWi-Fiにつなぎ、外出先では可能なかぎり無料で使えるドコモWi-Fiを利用するのがおすすめです。
月々の費用を見直して節約
今回紹介したように、月々当たり前のように支払っている費用のなかには、見直せば削減できるものが含まれている可能性があります。
今回紹介した以外にも、利用していないサブスクリプションや長く行けていない習い事などを辞めてしまうことも節約につながるのでおすすめです。
ぜひ、いちどご自身が支払っている月々の費用を見直してみてください。(執筆者:山内 良子)
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