コインベース、SECと交渉、上場資産の追加目指す、インキュベーターファンド立ち上げ【フィスコ・ビットコインニュース】

　米国の大手仮想通貨取引所コインベースは、米証券取引委員会（SEC）に有資格の金融仲買業者として登録できるよう交渉しているという。米ウォールストリートジャーナルが関係筋の話として伝えた。これにより、コインベースは提供する資産を拡大することが可能になる。規制がさらに明確化すれば、さらなる資産の上場が可能になると、CEOのAsiff Hirji氏がCNBCのインタビューで明らかにした。取り締まりの強化の脅威で、コインベースを含めた他の仮想通貨関連企業は新たな資産の上場にいまのところ消極的。

イニシャルコインオファリング（ICO）市場の拡大は、新たなビジネスチャンスとなる。SECは、ICOを通じて発行されたトークンを証券と認識している。このため、こういったトークンは有資格の取引所または電子取引プラットフォームでしが取引ができない。トークンレポートによると、2018年第1四半期のICOで、40億ドルの資金が調達された。2017年1年間の65憶ドルの半分にすでに達した。

コインベースのCEOはまた、5日のCNBCとのインタビューで、設立間もないスタートアップをサポートするインキュベーターファンドを立ち上げると発表。ライバル会社に投資する可能性も指摘した。



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