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ロングフィン株急落22%安、空売りのシトロンリサーチが「詐欺」と訴え 【フィスコ・ビットコインニュース】


 フィンテック企業ロングフィン株は26日の米国市場で、最大22%下落した。シトロンリサーチはレポートで、この会社の有価証券報告書や報道発表を見ると、ほとんどが不正や詐欺だと訴え、米証券取引委員会(SEC)による対応も時間の問題だと指摘した。Longfinは3月22日にラッセル2000指数、ラッセル3000指数に加えられたばかり。シトロン・リサーチは主に空売りを得意としているアンドルー・レフト氏が率いている。

ロングフィン社はフィンテック企業として昨年12月にナスダックに新規株式公開(IPO)を果たしたばかり。直後に仮想通貨関連に転じ、マイクロレンディング(小口融資)を世界的に提供するジデュー・ドット・コムを買収すると発表すると、株価が2600%急騰したことでも有名。

シトロンリサーチのレポートに対して、ロングフィン投資家のひとり、ドラゴンゲートインベストメントパートナーズのZhu氏は、詐欺ではないと主張。


昨年から、仮想通貨ブームに乗り、破綻寸前の企業が仮想通貨関連企業に転じ、株価を吊り上げるというケースが多く見られた。不採算の飲料会社だったロングアイランド・アイスト・ティーは昨年12月、社名を「ロング・ブロックチェーン」に変更。株価は238%上昇した。仮想通貨ビットコインの年初来1600%前後の値上がりを巡る熱狂の恩恵を受ける企業のひとつとなったが、米ナスダックは、ロング・ブロックチェーンが投資家に誤解を招かせた可能性があると、上場廃止の決定を下した。



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