24日の中国本土市場概況:上海総合は反発、米中関係の改善期待などで
序盤は米国株安や利下げ観測の迷いもあり軟調な地合いで始まったが、午後にかけて半導体・再生可能エネルギー関連が急伸し投資家心理を改善させた。米中関係の改善期待が指数をサポート。中国が米ボーイング機を新規に購入する交渉は最集段階に入っていると報じられた。また、中国の李強首相など政府高官も北京で、米下院議員団との対話を加速しているもようだ。ただ、外部環境の不透明感は依然残る。世界的な金利動向と中国の景況指標動向という二重の足かせが意識された点が重荷。だが政策対応期待と需給改善観測が支えとなり、最終的には反発基調で引けた。
セクター別では、ハイテク・新エネルギー関連は物色された。ハイセンス電器(600060/SH) 10.0%高、フジアンチンシャン製紙(600567/SH)が10.1%高、河南黄河旋風(600172/SH)が10.1%高と急騰。市場では半導体部品や電力効率関連の政策支援期待が根強く、業績改善への思惑が買いを誘った。材料株や電力系も堅調で、グリンム材料(600206/SH)が6.2%高と大幅高で引けた。
半面、自動車セクターが軟調。上海汽車(600104/SH)が5.6%安、臥龍電気集団(600580/SH)が5.4%安、ハンマテクノロジー(600178/SH)が4.3%安と大幅に下落した。業界全体でEV市場の競争激化や原材料コストの上昇に対する警戒感が再燃しており、売りが優勢となった。また、政策面での支援継続に対する不透明感も投資家心理を冷やす要因となった。
金融関連株にも売りが波及。中信証券(600030/SH)が0.6%安、中国招商銀行(600036/SH)が0.5%安、華夏銀行(600015/SH)が0.6%安と軟調だった。その他、建設、不動産、素材関連にも下落銘柄が散見され、上海建工(600170/SH)は7.1%安と大幅安。業績懸念や金利環境の先行き不透明感が圧迫要因となった。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.68ポイント(0.65%)高の260.74ポイント、深センB株指数が14.01ポイント(1.05%)高の1339.97ポイントで終了した。
<AK>
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