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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、欧米株の下落


21日のBRICsの株式市場では、ブラジルとロシアが下落する一方で、インドと中国が上昇しました。ブラジルのボベスパ指数は1.59%下落し、欧米株安や原油価格下落の影響を受けました。ロシアのMOEX指数も0.49%下落し、同様に欧米株の影響と資源セクターへの売りが強まりました。一方、インドのSENSEX指数は0.51%上昇しました。これは、インフレ率鈍化に伴う利下げ期待や中国の景気対策への期待感に支えられました。中国本土の上海総合指数も0.21%上昇し、政策への期待感が続いていますが、新たな買い材料に乏しく、上値は重い状況です。

*09:44JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は3日ぶりに反落、欧米株の下落 【ブラジル】ボベスパ指数 137881.27 -1.59%
21日のブラジル株式市場は3日ぶりに反落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2228.36ポイント安(-1.59%)の137881.27で引けた。日中の取引レンジは137,538.35-140,108.61となった。

売りが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。欧米株の下落を受け、ブラジル株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、中国当局が追加の金融緩和策を発表するとの期待感が支援材料となった。

【ロシア】MOEX指数 2809.58 -0.49%
21日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比13.84ポイント安(-0.49%)の2809.58となった。日中の取引レンジは2,806.38-2,844.04となった。

前日の終値近辺でもみ合った後は終盤マイナス圏に転落した。欧米株安が警戒され、ロシア株にも売りが広がった。また、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かり。一方、中国当局が追加の金融緩和策を打ち出すとの観測が好感された。

【インド】SENSEX指数 81596.63 +0.51%
21日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比410.19ポイント高(+0.51%)の81596.63、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同129.55ポイント高(+0.52%)の24813.45で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。インフレ率の鈍化に伴う利下げ期待の高まりが引き続き支援材料。インド準備銀行(中央銀行)は6月にも利下げに踏み切ると予測されている。また、中国当局が相次いで景気対策を発表していることも、輸出伸びの拡大期待を高めた。

【中国本土】上海総合指数 3387.57 +0.21%
21日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比7.10ポイント高(+0.21%)の3387.57ポイントと3日続伸した。

前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が支えだ。当局が相次ぎ経済対策を打ち出す中、過度な景気不安が薄らいでいる。中国人民銀行(中央銀行)は20日、最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げた。市場では、追加の金融緩和策が打ち出されるとの期待も高まっている。ただ、上値は重い。新規の買い材料に乏しく、模様眺めのムードも漂っている。米中通商協議の進ちょくも気がかりだ。

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