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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり


BRICsの株式市場では、8日に多様な動きが見られました。インドのSENSEX指数は75285.08ポイント高(+1.49%)で4日ぶりに反発し、堅調な経済成長予測が後押ししました。ブラジルのボベスパ指数は4日連続で下落し、原油価格の下落と米中貿易摩擦の影響が懸念材料となっています。ロシアのMOEX指数は15営業日ぶりに反発し、連日の下落を経て値ごろ感が強まりました。ロシアのGDP成長率上昇予測も好感されています。中国の上海総合指数は3145.55ポイントで反発しました。政府系投資会社の相場支援と保険会社資金運用規制の緩和が買い安心感をもたらしています。

*09:48JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は4日ぶりに反発、連日の下落で値ごろ感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 123931.89 -1.32%
8日のブラジル株式市場は4日続落。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1656.20ポイント安(-1.32%)の123931.89で引けた。日中の取引レンジは123,454.24-127,651.60となった。

買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の下落が資源セクターの売り手掛かり。また、米中貿易摩擦の深刻化も輸出伸びの鈍化懸念を強めた。ほかに、2月の小売売上高などが翌9日に発表されるため、見極めるムードが強まる見通しだ。

【ロシア】MOEX指数 2729.89 +0.61%
8日のロシア株式市場は15営業日ぶりに反発。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比15.52ポイント高(+0.61%)の2746.41となった。日中の取引レンジは2,727.98-2,780.46となった。

おおむねプラス圏で推移し、終盤上げ幅をやや縮小させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢。また、成長率の加速観測も好感された。1-3月期の国内総生産(GDP)成長率は前期の3.1%から3.6%に加速すると予測されている。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落や世界景気の先行き不安の高まりが指数の上値を抑えた。

【インド】SENSEX指数 74227.08 +1.49%
8日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反発。前日比74227.08ポイント高(+1.49%)の74227.08、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同374.25ポイント高(+1.69%)の22535.85で取引を終えた。

終始プラス圏で推移し、後半上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きが活発になった。また、2025年度のインド経済が堅調な成長を維持するとの観測も好感された。米トランプ政権の高関税政策にもかかわらず、25年度のインド成長率が6.3-6.8%になると予測されている。

【中国本土】上海総合指数 3145.55 +1.58%
8日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比48.97ポイント高(+1.58%)の3145.55ポイントと3日ぶりに反発した。

当局の相場支援スタンスが買い安心感を誘う流れ。中国人民銀行(中央銀行)の報道官は8日、政府系投資会社(SWF)の中央匯金投資による株価買い支えについて、必要に応じて十分に資金支援するという方針を示している。「国家隊」と呼ばれるSWFの一角、中央匯金投資は7日、上場投資信託(ETF)を買い増したことを明らかにした。そのほか、中国の国家金融監督管理総局は8日、保険会社の資金運用規制を緩和する方針を発表。株式投資の上限を従来の45%から今回は50%に引き上げる。


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