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17日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、ハイテクと医薬品に売り


17日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比7.07ポイント(0.21%)安の3339.90ポイントと反落した(上海A株指数は0.21%安の3500.46ポイント)。


中国発の新規材料に乏しい中、買いが手控えられる流れ。米中対立の懸念もくすぶる状況。「トランプ米大統領が中国に対する追加の制裁措置を計画しているもよう」と報じられたことも改めて不安視されている。ただ、下値は限定的。世界景気の持ち直し期待が根強く、指数は下げ渋る場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、ハイテク関連が安い。情報技術サービスの上海宝信軟件(600845/SH)が4.6%、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(中科曙光:603019/SH)が1.6%、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が1.4%ずつ下落した。医薬品株も急落。上海復星医薬集団(600196/SH)が7.6%安、薬明康徳(603259/SH)が3.6%安で取引を終えた。非鉄株、証券株、食品飲料株、防衛関連株なども売られている。


半面、運輸株は上げが目立つ。中遠海運HD(601919/SH)がストップ高、中国国際航空(601111/SH)が2.2%高で引けた。自動車株、不動産株、エネルギー株、銀行・保険株も買われている。


一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が2.00ポイント(0.79%)安の251.13ポイント、深センB株指数4.13ポイント(0.43%)高の970.41ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)



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