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19日の中国本土市場概況:上海総合0.7%安で反落、銀行・保険セクターは逆行高


週明け19日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.69ポイント(0.71%)安の3312.67ポイントと反落した(上海A株指数は0.71%安の3471.88ポイント)。

材料の出尽くし感が広がる流れ。中国経済指標の発表後に指数は小高く推移したが、前引けにかけてマイナスに転じた。取引時間中に公表された7~9月GDP成長率は4.9%という結果。予想(5.5%)には届かなかったものの、前四半期(3.2%)からは大幅に加速した。また、9月の月次統計では小売売上高や鉱工業生産などが予想以上に前月から上向いている。中国経済の持ち直しが意識される格好だ。(亜州リサーチ編集部)


業種別では、医薬品が安い。上海復星医薬集団(600196/SH)が5.5%、薬明康徳(603259/SH)が2.6%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.7%ずつ値を下げた。消費関連株、ハイテク株、自動車株、運輸株、インフラ関連株、証券株なども売られた。

半面、銀行・保険株はしっかり。中国建設銀行(601939/SH)が1.9%高、中国農業銀行(601288/SH)が0.6%高、中国太平洋保険(601601/SH)が1.4%高、中国人寿保険(601628/SH)が0.8%高とそろって続伸した。中国人寿保険はおよそ13年ぶりの高値水準を回復している。メディア関連株、不動産株の一角も買われた。

一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が1.86ポイント(0.74%)安の250.77ポイント、深センB株指数が3.87ポイント(0.41%)安の944.69ポイントで終了した。

亜州リサーチ(株)




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