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3日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、石油株の下げが重し


3日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.65ポイント(0.60%)安の2763.99ポイントと反落した(上海A株指数は0.60%安の2896.62ポイント)。

買い手控えスタンスが強まる流れ。清明節連休を4~6日に控えて、新型コロナウイルスを巡る連休中の動きが警戒された。

石油株が反落し、全体相場の重しとなっている。中国石油化工(600028/SH)が2.0%安、中国石油天然気(601857/SH)が1.7%安で引けた。トランプ米大統領が2日、「サウジアラビアとロシアが減産合意しそうだ」と発言し、昨夜のWTI原油先物は急騰したものの、具体的な動きが見通せないとして時間外取引の原油相場は下げている。ハイテク株、金融株、海運株、インフラ関連株、自動車株なども売られた。

半面、医薬品株は高い。人福医薬集団(600079/SH)が値幅制限いっぱいまで買われ、上海復星医薬集団(600196/SH)が3.0%上昇した。このほか食品飲料株、産金株、不動産株の一角も物色されている。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.85ポイント(0.39%)安の216.03ポイント、深センB株指数が0.82ポイント(0.10%)高の815.42ポイントで終了した。

【亜州IR】



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