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13日の中国本土市場概況:上海総合1.2%安で続落、世界株安を嫌気


13日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比36.06ポイント(1.23%)安の2887.43ポイントと続落した(上海A株指数は1.23%安の3025.88ポイント)。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、12日の欧米市場とアジア主要市場が急落したことを嫌気する流れ。株式などリスク資産を手放す動きが先行した。ただ、指数は終盤にかけて下げ幅を縮小。中国の金融緩和期待などが支えとなった。中国国営テレビは昨夜、「李克強首相が開催した国務院の常務会議は、一部の銀行を対象とした預金準備率の引き下げを求めた」と伝えている。

セクター別では、紡績機械・紡織株が下げを主導。工業用ミシンメーカーの上工申貝(600843/SH)が6.7%安、紡績メーカーの湖南華升(600156/SH)が9.9%安で引けた。化学繊維、医療機器も安い。ポリエステル繊維の桐昆集団(601233/SH)が4.1%、医療機器の北京万東医療科技(600055/SH)が6.8%ずつ下落した。ガラス、環境保護、アパレル株なども売られている。

外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数が3.95ポイント(1.69%)安の229.35ポイント、深センB株指数が15.99ポイント(1.77%)安の887.65ポイントで終了した。

【亜州IR】



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