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概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は3日ぶりに反落、米中通商協議への懸念が高まっている


【ブラジル】ボベスパ指数 100572.8 -1.93%
7日のブラジル市場は3日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1978.5ポイント安(-1.93%)の100572.8で取引を終えた。102546.00から100541.9まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、引けまで下げ幅をじりじりと拡大させた。米中通商協議への懸念が高まっていることがリスク回避の売りを加速させた。国内では、景気の減速懸念が高まっていることが指数の足かせとなった。また、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が高まった。

【ロシア】MICEX指数 2719.22 +0.99%
7日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比26.67ポイント高(+0.99%)の2719.22で取引を終了した。2686.15から2721.16まで上昇した。

小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。原油価格の上昇が支援材料となり、資源銘柄に買いが広がった。また、通貨ルーブル安も輸出銘柄の物色手掛かりとなった。このほか、連日の下落で値ごろ感が強まり、下値を拾う動きも活発になった。

【インド】SENSEX指数 37531.98 -0.38%
7日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比141.33ポイント安(-0.38%)の37531.98、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同48.35ポイント安(-0.43%)の11126.40で取引を終えた。

プラス圏でもみ合った後は終盤に売りに押された。成長予想の下方修正が嫌気された。インド準備銀行(中央銀行)はこのほど、2019年度のインドの成長予想をこれまでの6.9%から6.1%に下方修正した。予想通りなら2012年度以来の低水準となった。

【中国本土】
休場



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