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16日の中国本土市場概況:上海総合0.1ポイント高で続伸、自動車セクター上げ目立つ


16日の中国本土市場は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08ポイント(0.003%)高の2570.42ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、0.10ポイント(0.003%)高の2691.58ポイントで取引を終えた。

中国の政策に対する期待感が持続する流れ。中国景気の先行き不安がくすぶるなか、当局は相次いで景気テコ入れ策を打ち出している。中国人民銀行(中央銀行)はこの日の朝方、公開市場操作(オペ)で差し引き5600億人民元(約9兆億円)を供給。前日供給分(1800億人民元)の3倍近くに膨らんだ。現地メディアによれば、1日当たりのオペ供給額としては過去最大の規模という。

業種別では、自動車関連が高い。中国カーディーラーの広匯汽車服務(600297/SH)が4.8%、部品サプライヤーの華域汽車系統(HASCO:600741/SH)が1.4%、ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(601633/SH)が1.2%ずつ上昇した。広匯汽車服務の業務提携先である中国恒大集団(3333/HK)グループは、電気自動車事業向け投資を拡大すると報告している。恒大集団傘下の恒大健康産業集団(708/HK)は15日引け後、スウェーデンのEVメーカー「ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデン」を買収したと発表した。このほか医薬品株、不動産株、消費関連株、メディア関連株、エネルギー株、保険株なども物色されている。

半面、インフラ関連株は安い。ゼネコンの中国交通建設(601800/SH)が1.6%下落した。このところ買いが続いていた5Gネットワーク関連などハイテク株もさえない。軍需関連株、証券株、銀行株の一角も売られた。

外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が0.74ポイント(0.27%)安の277.03ポイント、深センB株指数が2.76ポイント(0.32%)安の865.50ポイントで終了した。

【亜州IR】




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