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7日の中国本土市場概況:上海総合0.03%高で3日ぶり小反発、医薬株は大幅続落


7日の中国本土市場は小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比0.71ポイント(0.03%)高の2605.89ポイントと3日ぶりに小反発した。上海A株指数も上昇し、0.74ポイント(0.03%)高の2728.72ポイントで取引を終えている。

インフラ関連に買いが入り、相場を下支えする展開。ゼネコンの中国鉄建(601186/SH)が2.5%高、発電設備の中国電建(601669/SH)が2.8%高、建材の北京金隅(601992/SH)が4.6%高で引けた。中国景気の鈍化懸念がくすぶるなか、当局の投資プロジェクト拡大が期待されている。不動産株、証券株、前日に急落したハイテク株もしっかり。

半面、医薬セクターは大幅続落。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が6.8%安、上海復星医薬集団(600196/SH)が6.0%安で引けた。6日に公表された中央政府主導の医薬品「集中調達」制度による入札結果を嫌気。一部薬品は現行の9割低い価格で落札されるなど、低価格による決定が引き続き売り材料視されている。食品・飲料株、銀行株、保険株なども値下がりした。上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は、0.2%安とマイナス圏で取引を終えている。


一方、外貨建てB株の相場はまちまち。上海B株指数が0.19ポイント(0.07%)高の280.68ポイント、深センB株指数が4.51ポイント(0.52%)安の859.54ポイントで終了した。

【亜州IR】



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