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25日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で3日続落、医薬セクターは続伸


25日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比13.35ポイント(0.42%)安の3141.30ポイントと3日続落した。上海A株指数も下落し、13.98ポイント(0.42%)安の3290.02ポイントで取引を終えている。

原油安が逆風。産油国が増産に転じるとの思惑で、昨夜のWTI原油先物が続落したことがマイナスだ。資源関連株が売りにおされ、全体相場の重しとなっている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国財政部は24日、国有企業の1~4月利益が18.4%増加したと発表した。成長ペースの加速が市場に好感されている。

エネルギー関連が下げを主導。中国石油天然気(601857/SH)が1.5%安、永泰能源(600157/SH)が3.8%安、中海油田服務(601808/SH)が2.7%安で引けた。ITハイテク関連株も安い。システム開発の用友網絡(600588/SH)が3.7%、光ファイバー製造の烽火通信科技(600498/SH)が4.1%ずつ値を下げた。銀行株や証券株、不動産株、素材株、インフラ関連株などもさえない。

半面、医薬株は急伸。薬明康徳(603926/SH)は5月8日に上海上場し、この日まで14日連続でストップ高した。そのほか自動車株、食品・飲料株、保険株の一角などもしっかり。
一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が1.26ポイント(0.40%)安の316.69ポイント、深センB株指数が2.18ポイント(0.20%)安の1099.58ポイントで終了した。


【亜州IR】



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