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10日の中国本土市場概況:上海総合0.5%高で反発、医薬セクターなどに買い


10日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比15.26ポイント(0.48%)高の3174.41ポイントと反発した。上海A株指数も上昇し、16.00ポイント(0.48%)高の3324.64ポイントで取引を終えている。

海外マネーの流入期待が強まる状況。中国A株を組み入れた「新・MSCI新興国指数」のスタートを6月1日に控え、来週14日にも採用銘柄が正式発表される見通しという。付加価値税に相当する「増値税」の税率引き下げを受け、企業業績が拡大するとの思惑も続いた。

なお、朝方公表の4月・中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1.8%上昇(市場予想は1.9%)、生産者物価指数(PPI)が同3.4%上昇(予想に一致)という結果だった。

業種別では、石油・石炭関連がしっかり。中国石油天然気(601857/SH)が1.3%高、中海油田服務(601808/SH)が1.1%高、中国神華能源(601088/SH)が1.4%高で引けた。国際原油相場の上昇が手がかりになっている。保険株や証券株、不動産株、自動車株、消費関連株、非鉄や鉄鋼の素材株なども買われた。

バイオ医薬関連株も上げが目立つ。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が6.7%高、広州白雲山医薬集団(600332/SH)が3.0%高と上昇した。江蘇恒瑞医薬株は上場来高値を切り上げている。医薬品業界を巡っては、中央政府の各部門が昨年、合計1700種以上の医薬関連政策を公布するなど業界支援のスタンスが鮮明化。産業支援の期待が続いている。

一方、外貨建てB株の相場も値上がり。上海B株指数が1.08ポイント(0.34%)高の322.00ポイント、深センB株指数が6.14ポイント(0.56%)高の1101.24ポイントで終了した。


【亜州IR】




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