概況からBRICsを知ろう～ロシア株式市場は小反発、イエレン(FRB)議長の講演を控え神経質な展開が

【ブラジル】ボベスパ指数　76762.91　+3.23％
3日のブラジル株式市場は3日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比2403.08ポイント高（+3.23％）の76762.91で取引を終えた。76762.91まで上昇した後、一時74363.21まで下落した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まったほか、海外株高も買い安心感を与えた。また、堅調な経済指標も支援材料。9月の貿易黒字は51億8000万米ドルとなり、市場予想の50億米ドルを上回った。また、8月の鉱工業生産は前年同月比で4.0％上昇し、こちらも前月の上昇率2.9％を上回った。

【ロシア】MICEX指数　2076.81　+0.05％
3日のロシア株式市場は小反発。主要指標のMICEX指数は前日比1.09ポイント高(+0.05％)の2076.81で取引を終了した。2084.03から2072.83まで下落した。

プラス圏で推移した後は終盤に上げ幅を縮小させた。翌4日はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え、神経質な展開が続いた。また、ブレント原油価格がやや弱含みの展開を示したことも資源セクターの足かせに。一方、景気の回復期待が高まっていることが引き続き支援材料となった。

【インド】SENSEX指数　31497.38　+0.68％
3日のインドSENSEX指数は3日続伸。前日比213.66ポイント高(+0.68％)の31497.38、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同70.90ポイント高(+0.72％)の9859.50で取引を終えた。

高く寄り付いた後は狭いレンジでもみ合った。海外株高が好感され、インド株にも買いが広がった。また、最近の下落で値ごろ感が強まり、下値拾う動きも活発になった。

【中国本土】休場




＜NH＞