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6日の中国本土市場概況:上海総合0.03%高と4日続伸、インフラ関連に買い


6日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.07ポイント(0.03%)高の3385.39ポイントと小幅ながら4日続伸した。約1年8カ月ぶりの高値水準を切り上げている。上海A株指数も上昇し、1.08ポイント(0.03%)高の3545.45ポイントで取引を終えた。

政策期待が強まる状況。中国本土と香港では、「一帯一路」に関するフォーラムがこのところ相次いでいる。「雄安新区」の進展も伝えられた。5年に1度開かれる中国共産党大会の開催を10月18日に控え、当局が相場を安定させるとの思惑も根強い。中国人民銀行(中央銀行)の資金吸収スタンスなどを嫌気して指数は小安く推移していたものの、引けにかけて買いの勢いが増した。

業種別では、インフラ関連株の上げが目立つ。エンジニアリングの中国冶金科工(601618/SH)が制限値幅いっぱいまで買われた。鉄鋼や非鉄、石炭、石油など資源・素材株も高い。

IT関連株も物色される。融機関向けソフト開発会社の恒生電子(600570/SH)が2.4%上昇した。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数は0.9%高と6日続伸している。香港上場の人民元適格海外機関投資家(RQFII)ファンドの上昇を背景に、新興市場に資金が流入していると連想された。RQFIIファンドの「南方東英創業板指数 ETF(3147/HK)」(深セン創業板指数に連動する)は今週に入り上げ足を加速。約9カ月ぶりの高値水準で推移している。

半面、金融株はさえない。これまで買われていた空運株、紙・パルプ株なども下げた。不動産株や消費関連株の一角も売られている。

一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が1.39ポイント(0.40%)高の347.83ポイント、深センB株指数が3.48ポイント(0.30%)安の1152.00ポイントで終了した。

【亜州IR】





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