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6日の香港市場概況:ハンセン0.2%安と小反落、中国自動車セクターは急伸


6日の香港市場は小幅に値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比56.75ポイント(0.22%)安の25465.22ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が34.41ポイント(0.33%)安の10346.32ポイントとそろって反落した。売買代金は780億4100万香港ドルに縮小している(5日の売買代金は843億3300万香港ドル)。

原油安が逆風。WTI原油先物は昨夜、前日比4.1%安と9日ぶりに反落した。産油国のロシアが原油減産幅の拡大に難色を示した——と伝えられるなか、需給改善の期待感が後退している。このところ堅調だった石油関連株が反落し、全体相場を押し下げた。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)と中国海洋石油(CNOOC:883/HK)がそれぞれ1.2%安、0.9%安。海洋油田掘削サービス大手の中海油田服務(2883/HK)も1.4%下落している。ハンセン指数とH株指数に重複採用されている中国銀行(3988/HK)の急落も重し。同行株は現金配当(1株当たり0.1680人民元)の権利落ちで5.2%のマイナスとなった(株価調整後は0.2%安にとどまる)。

一方、中国の自動車セクターは高い。長城汽車(2333/HK)が7.9%、華晨中国汽車HD(1114/HK)が5.6%、北京汽車(1958/HK)が4.6%、広州汽車集団(2238/HK)が2.8%ずつ上昇した。長城汽車に関しては、モルガン・スタンレーが最新リポートで、同社のレーティングを引き上げたことも好感されている。北京汽車については、独ダイムラー合弁会社の「北京ベンツ」にEV事業を追加投入すると発表したことが支援材料だ。広州汽車集団は連日で上場来高値を更新している。

H株保険セクターもしっかり。中国人民財産保険(2328/HK)が6.6%高、中国人民保険集団(人保集団:1339/HK)が6.0%高、新華人寿保険(1336/HK)が1.4%高で引けた。保険当局の業界支援スタンスが好感されている。

本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.17%高の3212.44ポイントで取引を終えた。保険株が相場けん引。非鉄株や鉄鋼株、石炭株も高い。自動車株や消費関連株、銀行株、発電株なども買われた。

【亜州IR】



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