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概況からBRICsを知ろう~ブラジルボベスパ指数は続伸、国内政治不安のやや後退などが支援材料


【ブラジル】ボベスパ指数 62899.97 +1.06%
30日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比661.02ポイント高(+1.06%)の62899.97で取引を終えた。63037.57まで上昇した後、一時62237.83まで下落した。

買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。国内政治不安のやや後退が支援材料。起訴されているテメル大統領について、有罪にするのは証拠不足だとの見方は優勢になっている。また、原油価格の続伸も資源セクターの物色手掛かりとなった。

【ロシア】MICEX指数 1879.50 -0.08%
30日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMICEX指数は前日比1.54ポイント安(-0.08%)の1879.50で取引を終了した。1895.98から1877.57まで下落した。

前半は高値を追う展開を示したが、その後は前日の終値近辺でもみ合った。欧州連合(EU)との関係が悪化するとの懸念が高まっていることが圧迫材料。プーチン大統領はこのほど、EUに対する報復手段を2018年末まで延長するという大統領令にサインした。一方、指数の下値は限定的。原油価格の続伸が指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 30921.61 +0.21%
30日のインドSENSEX指数は小幅続伸。前日比64.09ポイント高(+0.21%)の30921.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同16.80ポイント高(+0.18%)の9520.90で取引を終えた。

売りが先行した後は買い戻され、引けに掛けて上げ幅をやや拡大させた。政府の財政支出の拡大が好感された。報告によると、今年4-5月の財政支出は前年同期比で55%増加したという。また、アジア開発銀行(ADB)がインドの開発事業などに100億米ドルを支援するとの報道もインフラ関連の物色手掛かりとなった。

【中国本土】上海総合指数 3192.43 +0.14%
30日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.36ポイント高(+0.14%)の3192.43ポイントと続伸した。

中国指標の改善が好感される展開。寄り付き前に公表された中国の6月製造業PMIは、市場予想(51.0)を上回る51.7という結果だった。このところの売買代金低迷などを嫌気し安く推移していたものの、PMI上振れが改めて材料視され指数は終盤に入りプラスに転じている。上海外国為替市場で元高が進んでいることも、手がかりになった。




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