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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続落、終始マイナス圏で推移し終盤に下げ幅をやや拡大させた


【ブラジル】ボベスパ指数 64670.78 +0.57%

31日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比369.05ポイント高(+0.57%)の64670.78で取引を終えた。64900.61まで上昇した後、一時64283.59まで下落した。

中国政府が春節(旧正月)連休後は景気対策などを発表するとの期待が高まっていることを受け、資源の一角に買いが広がった。また、昨年12月の財政赤字が予想以上に縮小したことも支援材料。一方、失業率の上昇が指数の足かせになった。昨年12月の失業率は12.0%となり、前月の11.9%を上回ったほか、過去最高を記録したと報告された。ほかに、海外株安の進行も圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2217.39 -0.75%

31日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比16.75ポイント安(-0.75%)の2217.39で取引を終了した。2240.57から2215.79まで下落した。

海外株安が圧迫材料となり、ロシア株にも売り圧力が強まった。また、米政府がロシアに対して実施している経済制裁を軽減するとの観測が後退したことも引き続き嫌気された。ほかに、財務省が予算を確保させるには通貨ルーブルの対米ドル為替レートが10%切り下げる必要があるとの見方を示したことが警戒材料となった。

【インド】SENSEX指数 27655.96 -0.70%

31日のインドSENSEX指数は続落。前日比193.60ポイント安(-0.70%)の27655.96、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同71.45ポイント安(-0.83%)の8561.30で取引を終えた。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。前日の欧米市場が下落したことに加え、この日のアジア市場が軟調な展開を示したことがインド株の売り圧力を強めた。また、中国本土など大部分のアジア市場が旧正月休暇で休場となったため、インド市場も積極的な買いは手控えられた。

【中国本土】
休場



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