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13日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安と4日続落、金融セクター逆行高


13日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比6.52ポイント(0.21%)安の3112.76ポイントと4日続落した。上海A株指数も下落し、6.77ポイント(0.21%)安の3259.27ポイントで取引を終えた。外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数は2.54ポイント(0.74%)安の339.39ポイント、深センB株指数は13.00ポイント(1.16%)安の1109.69ポイントで終了した。ベンチャー企業株で構成される深セン創業板指数は1.56%安と7日続落し、約10カ月ぶりの安値を連日で切り下げている。

金利高を嫌気し、投資家心理が悪化する流れ。上海銀行間取引金利(SHIBOR)の1カ月物は、今年に入り一本調子で上昇している状況だ。この日は3.67%台まで上昇し(昨年末は3.30%台)、約1年8カ月ぶりの高い水準を切り上げている。昨年12月融資の上振れなどを材料に、小高く推移する場面がみられたものの、中盤以降は売りに押された。

業種別では、ITハイテク関連株の下げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が6.8%安で引けた。インフラ関連株や自動車株の一角、空運株、海運株、消費関連連株、素材関連株、発電もさえない。

一方、金融株はしっかり。中信銀行(601998/SH)が1.7%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.3%高と値を上げた。石油や石炭のエネルギー株も一角が物色されている。

【亜州IR】



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