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28日の香港市場概況:ハンセン0.8%高と反発、中国準備率引き下げ観測が追い風


28日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比179.98ポイント(0.83%)高の21754.74ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が118.88ポイント(1.29%)高の9300.63ポイントとそろって3日ぶりに反発した。売買代金は514億9700万香港ドルと低水準が続いている(23日は503億8400万香港ドル)。

中国の金融政策期待が追い風。中国銀行業監督管理委員会(CBRC)国有重点金融機関監事会の于学軍主席が28日開催された金融フォーラムで、「預金準備率を速やかに引き下げるべき」と提言したことが刺激材料だ。ハンセン指数の前引けは0.03%安と小幅ながら3日続落だったが、後場に入りプラスに転じている(H株指数は上げ幅拡大)。

ハンセン指数の構成銘柄では、本土大手行の中国建設銀行(939/HK)が4.8%高、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が3.4%高、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が2.2%高と上げが目立っている。マイナス圏で推移していた建設銀株は、終盤に入り買いの勢いを増した。前営業日との累計上昇率は8%を超えている。

ゼネコンなどインフラ関連セクターもしっかり。中国交通建設(1800/HK)が3.3%高、中国中鉄(390/HK)が2.3%高、中国鉄建(1186/HK)が1.4%高と値を上げた。国家発展改革委員会と中国証券監督管理委員会が26日、「PPP(官民連携)プロジェクト資産の証券化推進策」を発表したことが支援材料。インフラ整備が加速するとの期待が高まった。

環境関連セクターも物色される。風力発電で中国最大手の龍源電力集団(916/HK)が4.2%高、北京市政府系の下水処理大手、北控水務集団(371/HK)が4.1%高、汚水処理を中核とする天津市政府系インフラ事業者の天津創業環保(1065/HK)が3.2%高、給水事業を中核とするコングロマリットの粤海投資(広東インベストメント:270/HK)が2.0%高で引けた。

【亜州IR】





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