ステップ Research Memo(8):横浜・川崎エリアでシェアを拡大、今後も堅実な成長を目指す
■ステップ<9795>の今後の見通し
2. 今後の成長戦略
(1) 小中学生部門
同社は神奈川県内に特化した学習塾であり、中長期的に成長を続けるための戦略として、生徒数の増加が見込まれる横浜・川崎エリアでのシェア拡大を最重要課題の1つとして取り組んできた。横浜市内で公立トップ校と呼ばれる9校合計の入試合格者数で見ると、2026年春は前年比44名増の1,026名と過去最高を連続更新するなど競合する臨海セミナーや湘南ゼミナールとの差を着々と広げ、独擅場となりつつある。県内最難関公立校とされる横浜翠嵐高校の合格者数も、2025年に臨海セミナーに逆転されたが、2026年は僅差でトップを奪還している。川崎エリアの最難関公立校である多摩高校でも2年連続でトップとなったことで、同エリアでのブランド力も一段と上昇したものと思われる。川崎エリアへの出校をここ数年、続けてきた成果が顕在化したと見られ、今後も川崎エリアでのシェア拡大が期待される。また、横浜翠嵐高校でもいずれは他塾を圧倒する合格者数を獲得することを目標としている。志望校の選択は生徒や保護者の意思に委ねているため、同社でコントロールできるものではないが、今までの取り組みを継続していくことで早晩、横浜翠嵐高校での合格者数シェアも一段と上昇するものと弊社では見ている。2027年以降も横浜・川崎エリアに新規スクールを開校し生徒数を増やしていくことで、県西・県央エリアでの少子化による生徒数減少をカバーし、安定的な成長を続けていくものと予想される。
神奈川県内の公立中学校に通う生徒数のうちステップ生の占める比率は、2025年10月時点で11.8%(前年同期比0.3ポイント上昇)、このうち横浜市で10.5%(同0.5ポイント上昇)、川崎市で6.4%(同0.6ポイント上昇)、横浜・川崎以外の地域で14.8%(同0.1ポイント上昇)となっており、横浜・川崎エリアでのシェアはその他地域と比較して相対的に低いものの、シェアは着実に上昇しており、今後もさらに上昇する可能性が高い。2030年までの人口予測によれば横浜市の北東部エリアと川崎市で増加傾向が続くものの、県西部エリアや横須賀市は減少傾向が続く見通しとなっており、横浜・川崎エリアでスクール数を増やしてシェアを拡大する戦略は理にかなっていると言える。
同社は当面の目標として、横浜・川崎エリアでのSTEP生のシェアをそのほかの地域と同水準となる15%程度まで引き上げることを掲げている。今後の各エリアの人口推移をもとに、15%程度のシェアを実現するのに必要となるスクール数は、横浜エリアで19スクール、川崎エリアで13スクール前後になると同社では試算している(1スクール150名で試算)。年間3校ペースで出校したとしても10年程度かかる計算となる。10年かけて達成したとすると、生徒数の増加ペースは年率3%となる。主要都市部の生徒数シェアを見ると、本社を置く藤沢市で26.4%となっているほか鎌倉市で22.2%、海老名市で21.2%と15%を上回る地域も複数あることから、長期的には横浜・川崎エリアでも15%以上のシェアを獲得する可能性は十分にあると弊社では見ている。開校ペースに関しては、教師の育成と条件に合う不動産物件が出てくるかがカギを握る。横浜・川崎エリアでも賃料の上昇が続いていることから、物件の探索は難しい状況ではあるが、競合塾が撤退したり金融機関が営業拠点の統廃合を進めたりしている状況もあり、タイミング次第となろう。
一方、小学生部門については引き続き「楽しく学び、勉強が好きになる」ことができる学習塾という同社の特徴であり強みを、さらに磨いていくことで生徒数の増加につなげていく考えだ。首都圏では私立中学校受験が過熱化するなかで、公立中学進学者が安心して通える塾(中学進学後を見越したプラスαの充実した学習を受講することが可能な塾)として、楽しく学べる環境づくりを教師も意識しながら取り組むことで、生徒数の増加につなげる。
(2) 高校生部門
高校生部門では、授業の質を維持しながら校舎を増やす方針のため、新規開校は教師のリソースを確保してからとなる。現役高校生で難関大学の合格を目指す学生にとって「大学受験STEP」は、トップレベルのブランド力を有するまでになっており、新規校舎の開設や移転・増床が進めば自ずと生徒数も増加するものと予想される。
大学受験においては、指定校推薦・総合型選抜制度を利用する生徒が増加傾向にあり※、受験学年の生徒の退塾タイミングが早期化する傾向にあることがリスク要因ではあるが、同社においては一般入試を選択する生徒が全体の約76%と圧倒的に多いため(全国では約47%)、マイナスの影響はほとんど受けておらず、今後も大きな影響は受けないものと弊社では見ている。たとえば、2026年の入試において湘南高校のステップ生140人は、すべて一般入試を選択した。
※ 文部科学省の委託調査によれば、2024年度の選抜方法別入学者の割合で見ると、一般選抜が47.1%(前年度48.9%)に低下し、総合型選抜が22.2%(同20.6%)、学校推薦型選抜が30.7%(同30.5%)とそれぞれ上昇した。
(3) 学童部門
「STEPキッズ」は、知的好奇心を育む豊富なプログラム(15種類)を差別化戦略として、今後も人的リソースの拡充や組織体制を構築しながら堅実に教室数を増やしていく方針だ。学童サービスに必要とされる人材は学習塾の教師とは異なる部分も多く、子どもの可能性や潜在能力をうまく引き出す力が求められる。同社は「STEP」の女性講師で結婚後に育児休職から復帰する人材など、学童部門の適性に合った人材を育成する研修カリキュラムを作っており、学童サービスのリソース拡充に取り組んでいく。
教室展開については、近隣に小中学生部門のスクールがあり、かつ学童サービスのニーズが強い地域に開校していく方針だ。近隣にSTEPスクールがあることで、学習プログラムに応じてスクールの教師や教師経験者がサポートに入るなど効率的な運営が可能となるほか、マーケティング面においても既にSTEPのブランドが確立しているため、広告宣伝費が少なく済み効率的なためだ。生徒1人当たりの売上単価は約50万円、1教室当たりの定員数は120名前後を目安に3年で収益化するビジネスモデルで展開する。政府も子育て支援策については充実させていく方針を打ち出しており、学童部門の成長を後押しするものと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
【DeNA】牧秀悟、2試合連続本塁打でダメ押し「いいところで打てて良かった」
【阪神】欠場の佐藤輝明「準備はしてましたけどね」森下翔太は代打出場で状態は「大丈夫」
ニデック、永守氏ら元役員9人に損害賠償請求へ 取締役会で決定
【ソフトバンク】普段と変わらず「CSと同じ舞台で調整」福岡でどっしりと待ち構えて無傷3連勝
【データ】DeNA CS突破率94%!新人監督でCS5勝以上は3人目 5連勝した新人監督は初
【DeNA】戸柱恭孝「本当にヒロミに尽きる」先発片山皓心を絶賛 好リードで阪神打線封じる
“グラビア界のカトパン”衝撃の「切れ込み半端ない」白い超ハイレグ水着で曲線美ボディーあらわ
【ソフトバンク】本拠地で盛大にビールかけ 栗原陵矢「あと1つヤマを登りましょう!」」
イコラブ9周年コンサートで2万人熱狂「本当に『全ては=LOVE』」来年2月名古屋公演も発表
【阪神】ベンチ入り佐藤輝明は最後まで出番なく 三冠王抜きで屈辱の3連続完封負け
AIで写真加工できるツール10選!無料範囲と使い方も解説
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
「VIVANT」前半で衝撃事実が判明…X動揺「最悪すぎ」「完全に予想外」「ちょっと待って」
Perfumeかしゆか、トレードマークのぱっつん前髪からイメチェンに反響「おでこ!可愛い~」
【解説】日本ハムが日本Sに進出するには5勝が必要 今季から変わったルールとは
「学校の先生」24歳グラドル、ビキニ姿で前かがみ 美バスト強調ショットに「ワーオッ」歓声
「収入少なく」 我が家・杉山さん、ウインナー万引きで書類送検
女性人気ユーチューバーのXに、家族一同名義で「永眠致しました」と報告文掲載 最近心配の声も
簗和生農相「人道上の観点から」シャトルバスでの支援者送迎認める「会場費の一部で計上」
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
「まさか近所の方が…」 ノーベル賞に硤合さん、埼玉で喜びの声
大沢あかね「マジで芸能界から嫌われてる」芸人を実名告白「女性タレントの中では1位」
生成AIとは?仕組みや種類をはじめての人向けに解説
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
【2026年最新】パソコンの高騰はなぜ起きた?原因・今後の予測・安く買う方法を解説
大村知事「来てほしくなかった」 食事への不満投稿のタイ代表に

ステップ Research Memo(7):2026年9月期の業績見通しは期初計画を据え置き、連続増収増益を目指す(2)
ステップ Research Memo(1):神奈川県内で圧倒的ブランド力を持つ学習塾、業績も安定成長が続く
ステップ Research Memo(1):横浜・川崎エリアの生徒数増加で、2026年9月期も過去最高業績更新へ
ステップ Research Memo(2):神奈川県内に特化した学習塾で、公立進学高校で圧倒的な合格実績
ステップ Research Memo(3):ドミナント展開と効率的なマーケティング戦略で高い収益性・安定性を実現(1)
ステップ---2Q増収増益、入試結果の好調に加えて、期中平均生徒数が堅調に推移
ステップ Research Memo(4):ドミナント展開と効率的なマーケティング戦略で高い収益性・安定性を実現(2)
ステップ Research Memo(8):横浜・川崎エリアのシェア拡大余地は依然大きく、安定成長が続く見通し(1)
ステップ Research Memo(8):授業の質を重視した堅実成長と新たな挑戦
ステップ Research Memo(1):大学受験でもブランド力が上昇、3期ぶりの最高益更新が射程圏内に