アツギ:ASEAN生産シフトでコスト競争力を強化、今期は黒字転換へ
同社の事業は「繊維」「不動産」「その他」に区分され、このうち繊維事業が売上の94%を占める。レッグウェアではNB(自社ブランド)に加え、小売向けPB(プライベートブランド)の供給を行い、価格帯別に広い顧客層をカバーする。インナーウェアはキャラクターライセンスの強化やOEM取引の拡大が牽引しており、D2C(自社EC)売上は数年で2、3億円規模から8億円規模に成長した。不動産事業は旧工場等の賃貸が中心で、利益率が高く安定収益を生み出す。
2026年3月期第2四半期(累計)の連結業績は、売上高101.7億円(前年同期比1.4%減)、営業損失3.5億円(前年同期は4.5億円の損失)、減収ながら損失幅は縮小した。主力の繊維事業は売上9.50億円(同2.3%減)と伸び悩んだが、特にストッキングは物価高による節約志向、パンツスタイルの一般化、カジュアル化といった構造的逆風が続いており、レッグウェア単独では市場縮小の影響が大きい。対照的にインナーウェアは売上46.4億円(同4.8%増)と堅調で、D2C・OEM拡大が採算改善に寄与した。非繊維セグメントは、不動産が売上3.54億円(同26.7%増)、営業利益2.78億円(同30%増)と高収益を維持している。
今期の通期見通しは、売上高230.0億円(前期比5.1%増)、営業利益1.0億円の黒字転換と、構造改革の効果を前提に増収・黒字化を計画する。上期時点で売上進捗率44%、利益は赤字だが、同社は「秋冬商戦の寄与が大きい3Q・4Qで取り戻す」としており、気温の早期低下や価格改定の浸透、PB商品の見直しが追い風となる。利益面では、原材料・物流費・人件費の高止まりが続く一方、生産のASEANシフトや自動化投資による原価低減が中計の中核施策となっており、今後2~3年で利益押し上げ効果が顕在化する見通しだ。
同社はストッキング分野での高いブランド認知と国内生産技術を強みに一定の地位を維持する。一方で市場縮小は不可避であり、高付加価値商品の比率拡大、インナーウェア・D2Cの育成による安定収益確保が差別化のポイントとなる。特に同社は製造から物流までの一貫体制をグループ内に保持しており、供給安定性と品質管理で優位性を持つ。また、自己資本比率79%と業界でも屈指の財務基盤を有し、今後の設備投資やDX投資の余力が大きい。
中期経営計画(2025-2027年度)では、2028年3月期に売上高273.0億円、営業利益10.0億円を掲げる。成長戦略の柱は「レッグウェア・インナーウェアの高付加価値化」、「生産体制の再構築と原価低減」、「D2C・EC拡大」、「ヘルスケア・メディカル分野への参入」の4点だ。特に生産再編では3年間で21億円の設備投資を行い、そのうち14億円を自動化に充てる。中国比で人件費が約3分の1とされるASEANシフトは、中長期的なコスト競争力強化の要となる。ヘルスケア分野では、2023年に一般医療機器製造販売業の許可を取得し、医療分野への展開を見据えた高付加価値商品の開発を進めている。既存のレッグウェア・インナーウェアに次ぐ新たな収益源として成長余地が期待される。
株主還元については、収益悪化を受け2021年3月期以降は無配としている。現状は構造改革を優先し、復配は黒字化と再成長の見通しが確実になった段階で検討するとしている。株主優待は自社ECの割引で、ファン株主の育成を目的とした実務的な内容となっている。
総じて同社は、レッグウェア市場の縮小という構造的課題に直面しつつも、インナーウェア・D2C・不動産・介護など複数の収益源を組み合わせる「ポートフォリオ経営」で安定成長を図っている。財務基盤は極めて強固であり、中計による自動化・ASEANシフトが進めば、2027年度の「営業利益10億円」という収益ブレークポイント到達に現実味が出てくる。短期的には黒字転換の確度と秋冬商戦の結果が焦点となるが、中長期では高付加価値領域とヘルスケア分野が成長ドライバーとして注目される。
<NH>
【阪神】5連勝でM20、ヤクルトに4年連続勝ち越し 藤川監督「両チーム同じ展開」/一問一答
国民民主・玉木代表「個人商店」脱皮し「全員野球」の党を目指す/代表選インタビュー
58歳武田久美子「今の私だったら」23年ぶり写真集は貝殻に続きひらめきでサンゴ「すごく満足」
HALCALI「おつかれSUMMER」が「TikTok Songs of the Summer 2026」1位 総再生回数100億超
藤原季節、プロボクシング初陣で1回TKO負け「全く甘くない世界」今後は「少し考える」
乙武洋匡氏「ミヤネ屋」“不適切な表現”謝罪めぐり指摘「不適切って誰が決めたんでしょうね」
長期金利上昇、一時2.950% 約29年11カ月ぶりの高水準
奈良病院システム障害、原因はサイバー攻撃でなく… 調査結果
「しにゃんとニャンコ」着ぐるみお披露目 川エビ取りポーズで
ITC InfotechとHappiest Minds Technologiesが戦略的統合、将来に備えた大規模なAIファーストのグローバル技術サービス企業を創出、FY28までに売上高10億米ドルへ[1]
「りくりゅうペアや星野真里さんを不快に感じている方々へ」54歳タレントが呼び掛け
国民民主・玉木代表「個人商店」脱皮し「全員野球」の党を目指す/代表選インタビュー
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
「しにゃんとニャンコ」着ぐるみお披露目 川エビ取りポーズで
長期金利上昇、一時2.950% 約29年11カ月ぶりの高水準
近藤真彦、田原俊彦との“不仲説”を直撃質問され回答「だって…」
伊達みきお「脳梗塞」コンビのTVレギュラー8本、29日生ラジオ、放送界は対応追われる
安住紳一郎アナ「私も張り倒したい」衝動に駆られる出来事を告白「横でそういう会話聞いたら…」
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
鈴木宗男氏、駐露大使を批判 プーチン氏の北方領土訪問巡り
星組トップ暁千星 暁ラーマが主人公として帰ってくる 瑠風ビームに「同期ならではの安心感」
【広島】バッテリー乱れ6回に3失点…捕逸の石原貴規「ボクが捕れなかっただけ」松本竜也も猛省
“9頭身美ボディー”斎藤恭代「着てます。たぶん。」ボディーあらわ投稿に「安心できない」
【甲子園】横浜ラストミーティングで小野舜友主将が流した涙…12月の主将クビ宣告から建て直し
【甲子園】智弁和歌山 決勝戦を前に中谷仁監督「智弁和歌山らしく、打ち勝ちたい」
久保建英、今季開幕戦に先発も見せ場作れず Rソシエダード、ベティスに0-1黒星スタート
【甲子園】日南学園・谷口銀次郎 横浜・織田との対戦で芽生えた決意 母の教え守り聖地帰還誓う
【広島】2試合連続&今季14度目ゼロ封負け 8月ビジター6戦全敗&41イニングゼロ行進
【中日】細川成也4年連続20号「先制点を取りたかった」ドーム開場97年以降、球団史上4人目

グンゼ:アパレル事業の構造改革と、成長事業との両輪で収益体質へ転換を進める
双日:インフラ・省エネ投資が収益牽引、還元強化で再評価へ
藤倉コンポジット:複合化技術で豊かな暮らしを支える、まずはPBR1倍割れ改善を目指す
大阪有機化学工業:特殊アクリレートの多品種少量生産で高成長を遂げるニッチトップ企業
クロスプラス:専門店立て直しと機能性・EC拡大が次の成長局面へ
神戸製鋼所:素材逆風下でも収益基盤は堅調、財務安全性指標は中計前倒し達成視野
ナガイレーベ Research Memo(5):2026年8月期は期初予想を据え置き、前期比12.3%の営業増益を見込む
AFC-HDアムスライフサイエンス:健康食品のOEM中心、PBR0.8倍台かつ配当利回り3.9%
大気社:採算性が改善したことにより今期業績予想上方修正、株価も上場来高値更新
東リ:床材・内装材総合メーカー、大規模設備投資で生産性向上、PBR0.6倍台かつ配当利回り5.4%