大阪ガス:社名で想像できない先進性と業容、ROE8%超と利益2桁増で継続的な株価上昇にも期待
関西を中心とした都市ガスの供給にとどまらず、電力、再エネ、海外上流事業、ライフ&ビジネス ソリューション(LBS)などへも事業領域を拡大している総合エネルギー企業である。天然ガスの上流事業、調達・輸送から、都市ガス製造や発電、供給、販売、保安までを一貫して手掛けている。Daigasグループとして、国内エネルギー事業を基軸に、海外事業・非エネルギー事業との三位一体型ポートフォリオを構築しつつ、調達から供給、ソリューション提供までを一貫して手掛けるバリューチェーンを展開している。特に都市ガスと電力のセット販売や、LNG調達の最適化といったオペレーション効率により、エネルギー価格変動にも柔軟に対応する構造を持つ。2025年3月期の売上高に占める国内エネルギー事業の割合は約84%と依然として主軸ではあるが、LBSおよび海外事業の比重も徐々に拡大しつつある。
競合他社との差別化において、大阪ガスは関西圏におけるガス供給基盤という優位性に加え、再生可能エネルギーやe-メタン等のカーボンニュートラル技術開発において先駆的なポジションを築いている。国内ではINPEX<1605>と共同でのメタネーション実証、万博会場でのバイオメタネーション導入、さらに2030年にe-メタン導入1%を目指した社会実装準備を進めている。海外展開では米国サビン社のシェールガス事業を収益の柱として拡大させつつ、インド都市ガス事業への出資拡充にも着手し、グローバルでの天然ガス事業の地盤固めを進行中である。また、非エネルギー分野では情報・材料・都市開発等にまたがるLBS事業を展開し、私募REITの活用や高付加価値ソリューション提案により収益源の分散を図っている。
2025年3月期の売上高は2,069,019百万円(前期比0.7%減)、営業利益は160,731百万円(同6.9%減)と減収減益で着地した。売上高は、国内エネルギー事業で電力販売量が増加したものの、LNG販売量が減少したことや原料費調整制度に基づきガス販売単価が低めに推移した。ガス販売単価の下落および原料価格調整のタイムラグ益の縮小が収益圧迫要因となる一方、電力市場取引の利益等が収益を下支えした。
2026年3月期の売上高は2,040,000百万円(前期比1.4%減)、営業利益は139,000億円(同13.5%減)と今期も減収減益予想となっている。原料費調整制度に基づくガス販売単価の低下等により減収見通し。セグメント別では、国内エネルギー事業においては電力市場取引の利益増の反動で減益、海外エネルギー事業は油価下落に伴う豪州エリアでの減益を見込む。一方、ライフ&ビジネスソリューション事業では、都市開発事業の好調等により増益見込みとなっている。7月31日に発表された第1四半期決算は、売上高が前年同期比0.0%増の470,993百万円、営業利益が同65.8%増の47,679百万円となった。国内エネルギー事業でタイムラグ差益が増加したこと、同ガス事業の改善、海外エネルギー事業の拡大を背景に好調なスタート。原料費調整制度に基づくガス販売単価の低下、前年度の電力市場取引による利益の反動や米国再エネ事業における利益計上先の変更、前年度の電力市場取引による利益の反動などを見込み、通期予想は変更されていない。
同社は、中期経営計画2026「Connecting Ambitious Dreams」に基づき、「ミライ価値の共創」「従業員の輝き向上」「経営基盤の進化」の3つを重点戦略として掲げる。財務目標では、経常利益2000億円程度、2030年代早期段階でROIC6%・ROE10%の達成を目指しており、既存の各事業を伸ばして利益を着実に拡大させていく。カーボンニュートラル化に向けては、INPEXとのe-メタン実証や万博でのバイオメタネーション導入などを推進し、2030年にe-メタン導入1%の実現を目指す。また、アセットライト経営の推進により、米国火力発電所や政策保有株式の売却を実施。さらに、私募REIT活用などLBS事業の収益基盤強化にも取り組む。人的資本経営では、働き方改革や「Daigas X」による組織活性化を図り、共感される企業文化の醸成を目指す。
市場環境としては、LNG価格や為替のボラティリティが依然として高く、加えて電力・ガス自由化市場での競争は継続している。また、カーボンニュートラル移行期における規制・技術動向の変化にも迅速な対応が求められる。このような環境下において、トランジション期の利益成長とe-メタンなど未来への投資に両輪でバランス良く取り組み、カーボンニュートラル事業に徐々にシフトしていく。当面の成長ドライバーは、トランジション期に重要性を増す天然ガスの開発・発電・高度利用やノウハウを活かした利益拡大が期待できるインドでの都市ガス事業への取り組むようで、将来の事業基盤構築としてカーボンニュートラル社会を見据えたe-メタンや再エネ等の事業に注力していく方針である。
株主還元の方針については、DOE3.0%および累進配当を基本に据えた配当と機動的な自己株式の取得を今後も継続して資本効率の向上を図っている。原則、減配をしない累進配当方針で、機動的な追加還元策も実施していくようだ。景気に左右されにくく、株価は安定的に推移しているが、2023年10月に13年ぶりとなる自己株式の取得発表したほか、従前よりも財務レバレッジを拡大する方針を示して「中期経営計画2026」への期待の高まりから株価が上昇してきた。関西でのガス事業での知見やノウハウを活かして関西以外の日本全国および海外への展開や、エネルギー以外の着実な事業成長により利益を拡大してポートフォリオを強靭化してきた同社の今後の企業価値向上の動向は注目しておきたい。
<HM>
ベンチャー・グローバル、既存の系統非依存型電力ネットワークの拡大を支える新たな契約を締結
ハン・スンヨンの写真集が12月発売♪KARAデビュー20周年を前に見せる新たな一面
福岡県議会、金銭授受疑惑で百条委設置へ 「高額」海外視察も
【ドラフト】BC茨城・三浦遼大、磨き上げたストレート「バットにかすりもしないような…」
イー・エー・グランで秋の恵みを堪能する店舗限定ドリンクが登場
米大統領報道官を解任 経歴詐称疑惑、トランプ政権に打撃 米報道
【ドラフト】四国IL徳島・山下健信「諦め健信」から「MAX謙信」へ「良い縁も球速も常に…」
&TEAM「皆さんにマークしていきます」過去最多公演数ツアー開幕、新たな構成でファン魅了
【獣医師執筆】犬の膀胱炎|原因や症状から治療法まで解説
岸明日香の写真集『Trajectory ~ ANOTHER EDITION ~』発売!15周年の魅力が詰まった新カット満載の一冊
AIで写真加工できるツール10選!無料範囲と使い方も解説
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
「VIVANT」前半で衝撃事実が判明…X動揺「最悪すぎ」「完全に予想外」「ちょっと待って」
Perfumeかしゆか、トレードマークのぱっつん前髪からイメチェンに反響「おでこ!可愛い~」
【解説】日本ハムが日本Sに進出するには5勝が必要 今季から変わったルールとは
「学校の先生」24歳グラドル、ビキニ姿で前かがみ 美バスト強調ショットに「ワーオッ」歓声
「収入少なく」 我が家・杉山さん、ウインナー万引きで書類送検
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
女性人気ユーチューバーのXに、家族一同名義で「永眠致しました」と報告文掲載 最近心配の声も
キーワードを見つけて賞品ゲット!冬のプレゼントキャンペーン
ガーシー、錦織圭の元モデル妻の暴露にネット騒然「なんで結婚したんだろ?」
モラタメにて「2024年台湾東部沖地震救援金」を受付中
【高梨沙羅】まるで別人?白いビーチでのプライベートショットを公開
「まさか近所の方が…」 ノーベル賞に硤合さん、埼玉で喜びの声
大沢あかね「マジで芸能界から嫌われてる」芸人を実名告白「女性タレントの中では1位」
生成AIとは?仕組みや種類をはじめての人向けに解説
おすすめPCをご紹介!注目の新製品・キャンペーン情報まとめ【2026秋】
【2026年最新】パソコンの高騰はなぜ起きた?原因・今後の予測・安く買う方法を解説
大村知事「来てほしくなかった」 食事への不満投稿のタイ代表に

大阪ガス:社名で想像できない先進性と業容、実力利益の着実な増加と積極的な株主還元で安定成長株+α
西部ガスホールディングス:電力・不動産事業が牽引、収益多角化で増益基調を確立
日本酸素ホールディングス:産業ガスの安定収益軸に今期業績予想を上方修正、次期中計発表を3月に予定
東邦ガス Research Memo(6):自己株式取得(年間300億円規模)等の施策を加速
東邦ガス Research Memo(1):2026年3月期は微減収ながら増益。エネルギー各事業で顧客数増加
東邦ガス Research Memo(6):中東情勢による供給への影響は軽微な予想。電力設備等への戦略投資を強化
トーエネック:中部圏の強固な基盤と成長分野への挑戦で中計前倒し達成、配当利回りは3%超え
太平電業:建設から補修の安定基盤に加え、バイオマス発電への投資で中長期成長へ
コスモエネHD:環境変化を見極めながらNew領域への取り組みも継続、PBR1倍割れかつ配当利回り5%超え(2)
東邦ガス Research Memo(5):2026年3月期中間期は増収増益