ガーデン Research Memo(7):前期比も計画比も好調に推移
2025年2月期のガーデンは、売上高が前年同期比12.1%増の17,159百万円、営業利益は22.0%増の1,849百万円と、二桁の増収増益を達成しました。特に、訪日外国人の増加によるインバウンド需要の好調を背景に、客単価を9.8%増やすことに成功しました。業績は計画比でも好調で、売上高が計画を449百万円上回りました。外食産業全体が原材料価格の高騰や人手不足に苦しむ中で、ガーデンは段階的な価格改定と販売促進策の実施により堅実な成長を示しています。特にラーメン事業とレストラン事業が成長を牽引しました。営業利益率が改善し、20%を超える増益となったことが特筆されます。
1. 2025年2月期の業績動向
2025年2月期の業績は、売上高が17,159百万円(前期比12.1%増)、営業利益が1,849百万円(同22.0%増)、経常利益が1,722百万円(同19.5%増)、当期純利益が1,207百万円(同13.3%増)と2ケタ増収増益となり、好調に推移した。期初計画との比較では、売上高が449百万円、営業利益が4百万円、経常利益が6百万円、当期純利益が9百万円、それぞれ上振れとなった。売上高に比べて営業利益の上振れ額が小さいが、これは税金費用の発生が要因で、実態は前期比だけでなく計画比でも好調に推移したということになる。
日本経済は、訪日外国人が過去最多を更新し、訪日外国人旅行消費額も過去最高の実績となるなど、インバウンド需要が引き続き好調だった。一方で、長引く世界情勢不安や地政学リスクの顕在化、原材料及びエネルギー価格の上昇、円安の影響などにより、依然として先行き不透明な状況であった。外食産業については、原材料費の高騰で価格改定せざるを得ない状況が続いており、客単価は上昇したものの、物価高騰に伴い消費者の節約志向が進んだことによる客数の伸び悩みや慢性的な人手不足の影響などにより、厳しい経営環境が続いた。こうした環境下、同社は「イマをHAPPYに!」という企業理念を掲げ、来店客が幸せ・元気・笑顔になれるよう「HAPPYな空間の提供」を使命にQSCAの向上を進め、ブランド力の向上や衛生的で安全な店舗運営の維持、従業員の働きやすい環境づくりに努めた。
売上高は、堅調な既存店と着実な出店により2ケタ増収となった。既存店は前期比7.1%増となり、客数は同2.3%減少したが、客単価が同9.8%増加した。客単価の上昇は、都心を中心にインバウンド需要が強まるなか、タイミングを見て段階的に価格を改定してきたこと、ドリンクなどセットメニューを強化したこと、券売機のレイアウトを変更したことが要因である。各ブランドで2~3ヶ月に一度のペースで季節限定メニューや期間限定メニューを提供したほか、月1回メイン商品を特別価格にて提供するブランド別フェア「壱角家の日」を継続して開催、「お客様感謝祭」や「周年記念祭」などのキャンペーンも不定期に実施するなど、販売促進策を積極的に展開したことも奏功した。また、既存顧客の再来店に向け、スマートフォンアプリで各ブランドの無料及び割引クーポン・フェア情報を配信する施策を実施する一方、新規顧客の獲得に向けてX(旧Twitter)やInstagramなどSNSを使った情報発信を強化した。この結果、客単価が上昇し、ラーメン事業に打撃となった夏の高温や価格改定に対する反動により減少した客数をカバーできた。客数については、日常食を中心に扱っているため、一般的な外食企業より早い半年ほどでの回復が想定される。出店も着実に進めており、直営店は「壱角家」で8店舗、西日本に初出店した「山下本気うどん」で7店舗、フランチャイズは3店舗を出店した。一方、直営店で定借満了と移転により2店舗、フランチャイズでは「肉寿司」を中心に13店舗が退店した。このように2本柱が業績をけん引した結果、ラーメン事業の売上高が同13.7%増、レストラン事業が同15.9%増となった。
営業利益も20%を上回る増益と好調で、上場外食企業の中で珍しく2ケタの営業利益率を達成できた。売上総利益率が改善したことが主因で、価格改定やセットメニューの効果のほか、価格を考慮してスポット仕入れを増やしたことも奏功した。一方、販管費は、賞与など人件費や新店家賃など先行的費用のほか、上場費用や企業規模拡大により想定外の税金費用(外形標準課税)1.2億円が発生したため、売上高を上回る伸びとなった。期初計画との比較では、既存店の好調により売上高が大きく上回ったが、営業利益はわずかな上振れに留まった。これは販管費に税金費用1.2億円が発生したことが要因で、これを考慮した実質比較可能な営業利益は20億円弱ということになり、実態は前期比だけでなく計画比も好調だったということになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<HN>
【日本ハム】新庄監督、逆転の発想「何カ月間もソフトバンクさんの背中追いかけて…」首位陥落
ガザの死者、6万人超え 人道危機深刻、飢餓で死亡の子ども後絶たず
バイオサイトジェン、前臨床サービス・プラットフォームを強化し、グローバル公式ウェブサイトを刷新
【DeNA】元中日の新加入ビシエドが代打で初出場で投飛、この日一番の大歓声で期待の高さ証明
【ヤクルト】村上宗隆の復帰1号、解説者絶賛「いやあ大きいですよ、万全の状態で上がってきた」
【巨人】キャベッジ“ぞろ目弾”この試合2発目11号が球団通算1万1111本目
【巨人】西舘勇陽、順調な滑り出しも…ボスラーに痛恨3ラン、岡林に2ランで5回6失点降板
【日本ハム】ソフトバンクに敗れ、ついに首位陥落 山崎福也「悔やまれる」山川に3ラン被弾
【楽天】宗山塁3度目猛打賞で打線活性化「打ててる打席は無駄な球振ってない」直近6試合5割超
71歳俳優、故・仲本工事さん妻めぐる週刊誌報道「捏造記事だとしたらあまりにも酷い!」
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
倉田真由美氏「下劣すぎる」三上悠亜巡るウエディングドレス騒動に「職業差別、したとしても」
ミスFLASHグランプリ、大胆なビキニ姿に「はみ出しそう」フォロワーもん絶
太川陽介、妻・藤吉久美子の衝撃行動に「動機はいいのよ」評価も「その後が伴わない」
明石家さんま「高いと思い込んで生きてほしかった」 61歳俳優に贈った扇子がお宝鑑定
ゆうちゃみ激変、清楚ギャル姿公開「言葉失う美しさ」「二刀流」「佐々木希と見間違えた」
GACKT、大物俳優が「読めよ!」と“異常な圧”で著書送ってきたことを実名告白
37歳元アイドル、10年ぶりのグラビアに挑戦 ブラひもチラ見せオフショット「凄まじい色気」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
遠野なぎこさん死去 朝ドラ「すずらん」ヒロイン、バラエティーでも活躍 最近は摂食障害など告白
女性の心肺蘇生した男性教授に「胸触った」と非難の声 車いすアイドル憂う「日本以外でも…」

ガーデン Research Memo(8):厳しい環境のなか2ケタ増益を予想
ガーデン---25年2月期は2ケタ増収増益、売上高・利益ともに過去最高を更新
ガーデン Research Memo(1):「壱角家」と「山下本気うどん」を2本柱に成長戦略を展開
ギフトHD Research Memo(7):2回の価格改定も客足に影響なく、大幅な増収増益を達成
伸和ホールディングス---2Q飲食事業・物販事業では宴会需要及び新規メニューの積極的な投入により売上単価が上昇
川辺---2025年3月期個別経営成績の前事業年度実績値との差異
CSSHD Research Memo(5):2025年9月期予想を上方修正。中間期の進捗高く、達成の可能性大
G-7ホールディングス---2Q増収、車関連事業・業務スーパー事業・その他事業が順調に推移
INGS---反発、25年8月期3月度直営店売上高速報を発表
いちご Research Memo(4):2025年2月期は、ALL-IN営業利益ベースで240億円を予想