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東邦ガス Research Memo(10):中期経営計画説明会文字起こし(10)


東邦ガスは、中期経営計画において2027年度に実力利益を300億円とする目標を掲げ、その内訳としてコア事業で20億円、戦略事業で60億円の増益を見込むとしています。戦略事業においては、電気事業と海外事業の収益性向上を目指しており、それぞれ3%および4%のROICをターゲットとしています。さらに、累進的な配当増配を掲げており、利益成長に伴い徐々に配当を増やす方針です。自己資本は2027年度末に4,000億円を目安に最適化することを目指し、経営効率の向上を図っています。

*16:40JST 東邦ガス Research Memo(10):中期経営計画説明会文字起こし(10) 東邦ガス<9533>

■質疑応答
★質問者
10ページの現状の実力利益250億円から、2027年度の実力利益300億円に向けた+50億円の内訳についてご説明いただけますでしょうか。また、戦略事業の収益性についても教えていただけますでしょうか。

●東邦ガス
実力利益+50億円の内訳は、コア事業で+20億円程度、戦略事業で+60億円程度、営業外収支等が△30億円程度です。戦略事業の収益性は、電気事業は、ようやく黒字が見えてきた段階ですが、3年後はROICで3%+αを目指し、大規模電源が稼働を開始する2030年頃の少し前の段階では、もう一段上げていきたいと考えています。海外事業についても、同様に4%+αを目指します。ただし、全社的な収益性を向上させるという意味では、このレベルでも十分と考えているわけではありません。

★質問者
11ページに中計期間の配当政策として「利益成長とともに累進的な増配を目指す」とありますが、中計期間においてのみ累進的な増配を目指すのでしょうか。それとも、中計期間に限ったものではなく、今後も累進的な増配を目指していくのでしょうか。

●東邦ガス
これまで当社は「安定配当」を掲げ、利益成長と共に1株当たりの配当を少しずつ増配してきました。ベースにあるその考え方は変えていませんが、減配せず、利益成長に合わせて増配していく姿勢を、より分かりやすくお伝えするため「累進的な増配」としたものであり、必ずしも中計期間に限った考え方ではありません。

★質問者
11ページに「2027年度末の自己資本4,000億円を目安に最適化を図る」とありますが、4,000億円の考え方についてご説明いただけますでしょうか。

●東邦ガス
2024年4月に公表した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」では、自己資本の目安とする水準は3,500~4,000億円程度と整理しました。その整理に沿って、今回の中計期間末までに4,000億円を目安に最適化を図ることを目標としました。


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