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CaSy Research Memo(1):売上高は価格改定と行政との連携が寄与し増収


CaSyの2024年11月期の業績は、売上高が前年より13.8%増の1,761百万円に達しました。これは価格改定と行政との連携による増収が寄与しました。売上総利益は20%増加しましたが、人的資本と広告への投資により販管費が23.6%増え、営業利益は65.6%減少しました。また、経常利益と当期純利益もそれぞれ71.3%と73.1%減少しました。定期サービスは安定成長を見せ、プロダクト品質への投資を続ける方針をとっており、競争力の強化に努めています。四半期売上高は2021年から連続して増加し、新規顧客獲得や行政との連携が成長に貢献していますが、利益面での減少も見られます。これには広告や人的資本への投資が影響していると考えられます。

*12:31JST CaSy Research Memo(1):売上高は価格改定と行政との連携が寄与し増収 ■業績動向

CaSy<9215>の2024年11月期の業績概要は、売上高が前期比13.8%増の1,761百万円、営業利益が同65.6%減の7百万円、経常利益は同71.3%減の6百万円、当期純利益が同73.1%減の5百万円となった。売上高は価格改定と行政との連携が寄与し増収となった。売上総利益は20.0%増と堅調だが、人的資本・広告投資の増加により販管費が23.6%増加し、営業利益は前期比で減少した。経常利益・当期純利益も同様に縮小した。定期サービスの安定成長を背景に、営業黒字を維持しつつプロダクト品質への投資を継続する方針で、競争力強化を推進する。

同社の四半期売上高は2021年11月期第1四半期の267百万円から2024年11月期第4四半期の460百万円へと継続的に増加し、売上総利益も同様の成長傾向を示している。特に各年度の第3四半期、第4四半期で売上が加速する傾向があり、新規顧客獲得や行政連携が寄与したと考えられる。一方、広告・人的投資の影響が大きく利益面が減少しているものの、成長投資を優先しているものと見られる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)

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