はてな Research Memo(4):上方修正した2025年7月期業績計画は、上振れ余地あり
はてなの2025年7月期業績計画は売上高3,806百万円、営業利益300百万円へと上方修正されました。この上方修正は、テクノロジーソリューションサービスの受注増加とコスト削減によるものです。ドルの調達コストが想定よりも円高の145円で抑えられることや人員配置の効率化で人件費が節約されることも理由に挙げられます。また、テクノロジーソリューションサービスは「少年ジャンプ+」や「GigaViewer」の需要増により24.3%増収が予測されています。さらに、コンテンツマーケティングでの「はてなCMS」リブランディングが売上の拡大を目指します。しかし、コンテンツプラットフォームサービスでは16.7%の減収傾向が予想されています。人材投資戦略としては、社内でのリスキリングプログラムを導入し、開発力と従業員ロイヤリティの強化を図ります。これにより事業がさらに成長し、計画はさらに上振れする可能性が見込まれます。
1. 2025年7月期の業績見通し
2025年7月期の業績は、売上高で前期比15.0%増の3,806百万円、営業利益で同340.1%増の300百万円、経常利益で同233.3%増の304百万円、当期純利益で同235.1%増の209百万円といずれも期初計画を上方修正した。売上高はテクノロジーソリューションサービスの受託サービスにおいて、既存顧客及び新規顧客からの受託開発案件の受注が好調に推移していることが上振れ要因だ。一方、利益面では増収効果に加えて、DC利用料として2025年7月期に必要となる米ドルのほとんどについて、期初に想定していた155円/米ドルよりも円高となる145円/米ドル前後で調達できる見込みが立ったこと、また人員配置の効率化により人件費が期初想定を下回る見込みとなったことが上振れ要因となる。なお、中間期までの進捗率は売上高で51.6%、営業利益で75.0%と直近3年間の平均進捗率(売上高49.6%、営業利益53.0%)を上回っており、費用面でも下期に特段の増加要因がないことから、市場環境が急速に悪化しなければ修正計画はさらに上振れする可能性が高いと弊社では見ている。
(1) サービス別売上見通し
a) テクノロジーソリューションサービス
テクノロジーソリューションサービスの売上高は、前期比24.3%増の2,870百万円(期初計画比29百万円増)と2ケタ成長が続く見通し。アプリ版「少年ジャンプ+」の運用料やレベニューシェアの売上貢献が継続するほか、「GigaViewer」の新規案件やその他受託開発案件も引き続き増収に貢献する。
「Mackerel」は2025年5月にアプリケーションパフォーマンスモニタリング(APM)機能の正式リリースを予定している。これまでのサーバー監視サービスに加えて、アプリケーションソフトウェアの監視サービスも開始し、「次世代Mackerel」として、顧客当たり売上単価のさらなるアップを図り、2026年7月期以降の売上拡大を目指す。APM機能の料金はチェックポイント数によって変動する。まずは大手顧客への提案活動を推進していく戦略だ。
b) コンテンツマーケティングサービス
コンテンツマーケティングサービスの売上高は前期比0.5%減の633百万円(期初計画比15百万円増)を見込む。2025年2月に「はてなブログMedia」を「はてなCMS」にリブランディングし、ターゲット顧客を広げることで運用件数を前期末比15件増の157件まで拡大する見込みだ。ノーコードエディタによる高い操作性と管理のしやすさ、強固なセキュリティやAIコンテンツアシスト機能、充実したサポート体制などを強みにオウンドメディア専用ツールとして伸ばしてきたが、コーポレートサイトや採用サイト、ランディングページやキャンペーンサイトなど各種Webサイトの制作・運用でも利用できるようにした。1件当たりの平均月次売上高が低下する可能性もあるが、それ以上に運用件数を伸ばすことで売上成長を目指す。料金体系は初期導入費と月額利用料、各種オプション料で構成されている。
「toitta」については、開発・営業・カスタマーサクセス人員の体制強化を図りながら顧客を拡大していく方針で、本格的に収益貢献し始めるのは2026年7月期以降となる見通しだ。
c) コンテンツプラットフォームサービス
コンテンツプラットフォームサービスの売上高は前期比16.7%減の303百万円(期初計画比3百万円増)と減収傾向が続く見通しだ。景気動向やWeb広告のトレンドを踏まえて、アドネットワーク広告売上の減少傾向が続くことを想定している。ブログの有料記事販売については増加する見込みだが、売上高への影響はまだ軽微に留まると見ている。ただ、中間期までの進捗率は55.4%であり、計画は保守的で若干程度の上振れは可能性と見られる。
(2) 事業費用計画
事業費用は前期比8.2%増の3,506百万円と期初計画から約50百万円の減額となる見通しである。期初計画では、人件費で同13%増の1,896百万円、DC利用料で同12%増の844百万円、その他費用で同1%増の815百万円を見込んでいたが、既述のとおり人件費とDC利用料が低く抑えられる見通しとなった。期末従業員数は前期末比8名増の215名を予定している。
なお、同社は人材投資の一環として2025年2月に「はてな リスキリングプログラム」を立ち上げた。優秀なWebアプリケーションエンジニア(希望者から選考)を対象に、社内講師によるモバイルアプリ開発スキル習得のための研修を3ヶ月間実施する。顧客ニーズが強い「GigaViewer for Apps」の開発運用における人的リソースを充足させることで、機会損失を防ぎ、同事業の成長を加速させることが狙いだ。また、リスキリングをサポートすることで従業員ロイヤリティの維持向上を図り、技術を重視する企業文化を醸成することで採用力の強化にもつなげたい考えだ。今後はAIエンジニアなど他の職種への適用も視野に入れている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
【全文】中居正広氏の代理人弁護士が「文春」報道受け声明「通知書は出所自体や真偽も不明」
60歳元トップアイドル、生涯独身を決意「この歳になると既婚者が”いいなあお前は独りで”と」
パパイヤ鈴木が証言、高校の同級生だった60歳元トップアイドルは「身体能力がオバケ」
「ばいきんまん」役の中尾隆聖、娘からおねだり「横でしゃべって」スタジオ驚き「贅沢!」
ガソリン補助金積み増し、検討継続で与野党6党が一致
可愛らしい赤ちゃん犬をお迎え→たったの2分後…帰りの車内で見せた『破壊力が高すぎる行動』が170万再生「ほっぺたまらん…」「愛おしい」
【甲子園】金足農の吉田大輝が5回2死三塁の場面で2番手で登板 5回は1球で抑える
酷暑乗り越え、品質良好 新米「七夕こしひかり」出荷式 佐賀・白石
「カレーパンマン」声優の柳沢三千代「上半期、半年出番がなかった」告白 スタジオ驚き
ベッツ「いつもそばにいて支えてくれる」MVPトリオ一角に感謝 26打席ぶり安打から3安打
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
37歳元モー娘。の黒ビキニ姿に衝撃「最高」「顔は少女で体やんちゃ」「ワガママボディ」コメ沸騰
三代目 J SOUL BROTHERS・今市隆二を書類送検、脅迫と暴行の疑い
【ローソン】8月「お試し引換券」対象商品・注目商品全部見せ 7月の節約効果は1万3,600円
えなこ、女子校の教室で脱ぎかけ制服ショット「かなり攻めてる」「教室でこの格好はヤバっ」
“元首相の孫”36歳女優、祖父と一緒に原宿歩くと道があく「普通のおじいちゃんじゃないんだ」
55歳石田ゆり子“驚きの起床時間”告白 加藤浩次思わず「何時に寝てるんですか?」
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
再婚した旦那に不倫されてしまった飯島直子(51)衝撃的過ぎる黒歴史が発覚する事態に
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
平子理沙、すっぴん自撮りに疑問の声が続出「加工フィルター使ってる」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ガーシー、みちょぱ反論に対抗で大倉士門の再暴露を投下「士門クズ過ぎる」
ゲーミングPCを買う場所は店舗購入とネット通販どっちがおすすめ?
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!

はてな Research Memo(5):「次世代Mackerel」などを成長エンジンに年率15%前後の売上成長を目指す
はてな Research Memo(2):2025年7月期中間期はアプリ版「少年ジャンプ+」関連が貢献し大幅増収増益に
はてな Research Memo(1):2025年7月期業績は再上方修正余地あり
イノベーション Research Memo(9):2025年3月期は増収増益を見込む
TDCソフト Research Memo(8):2025年3月期第2四半期は増収増益、通期業績予想を上方修正(4)
ネオマーケティング---24年9月期は減収なるも、中長期的な受注体制及びサービス提供体制拡充に向けた活動に注力
はてな---1Qは2ケタ増収・純利益は大幅増、通期連結業績予想の上方修正を発表
ネットイヤー Research Memo(6):2026年3月期業績は3期ぶりに増収増益に転じる見通し
Iスペース Research Memo(5):2025年9月期業績は主力事業の収益力回復が計画達成の鍵を握る
はてな Research Memo(3):GigaViewerなどテクノロジーソリューションサービスが2ケタ増と好調持続