大盛工、東海リース◆今日のフィスコ注目銘柄◆
大盛工は2025年7月期第2四半期業績を修正し、売上高は予想を下回るものの営業利益を上方修正しました。これは、建設事業における工事コストの削減と設計変更による収益増が寄与したためです。不動産事業も販売利益と賃貸収益の増加により、業績改善が期待されています。東海リースも2025年3月期業績予想を修正し、売上高と営業利益ともに大幅に上方修正しました。これは販売価格の改訂と原価率の改善が要因です。また、業績修正に伴い配当金も増額されます。
2025年7月期第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は33.11億円から31.75億円と減収を見込むが、営業利益を2.97億円から5.05億円に上方修正した。売上高については、建設事業の一部工事において発生した地下支障物除去のための工事の中断及びOLY(路面覆工工法)事業における受注量の低下等の要因により減収なる見込みである。営業利益については、建設事業において減収となったものの、工事費の低減、設計変更に伴う収益の増加等により完成工事総利益の大幅な上積みが図れた。また、不動産事業においては、不動産販売利益の上積み、賃貸収益の増加等により増加する見込みである。
東海リース<9761>
2025年3月期業績予想の修正を発表。売上高は173.10億円から184.01億円、営業利益を6.20億円から13.33億円に上方修正した。売上面においては、販売価格の改定などによる受注単価のアップにより、売上高が前回の発表に対して上回る見込み。損益面においても、原価率が計画に対して3.4ポイント改善し、前回の発表数値を大幅に上回る結果となる。なお、期末配当金の予想については、1株当たり40円としていたが、業績予想を修正したことに伴い、前回予想に対して20円増配の1株当たり60円に増額修正した。
<CS>
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