P-京橋アートレジ Research Memo(5):ネットワーク、商品力、事業展開力に強み
京橋アートレジデンスの主な強みはネットワーク、商品力、事業展開力にあります。特にネットワークでは、推進力、企画力、監理力に優れ、一気通貫した体制を構築しています。これにより、東京23区内のニッチな不動産開発や販売で高い事業収支率を実現しています。また、富裕層をターゲットにした価格帯3〜5億円の物件を提供し、認知度と信用度を高めています。商品力においては、防音マンションの開発やDX導入を通じて、効率性と生産性を向上させ、高い事業収支率を達成しています。課題としては、人材の確保・育成、資金調達の多様化が挙げられます。現状の財務体制では、借入金が多くリスク要因となるため、財務体質の改善が必要です。特に在庫の効率的な回転や資産の入れ替え、直接金融を通じて財務の強化が求められています。
4. 同社の強み
同社の強みは、ネットワーク、商品力、事業展開力にある。ネットワークはさらに、推進力、企画力、監理力、一気通貫した体制といった強みにもつながっている。こうした強みを背景に、東京23区内の住環境や生活利便性、賃貸需要の高い立地に、4~5階建て、8~14戸数という、他社があまり手を出さないニッチな不動産を開発、富裕層にとって手頃で優位性の高い3億円~5億円という価格で販売することで、高い事業収支率を達成している。また、そうした強みは認知度と信用度向上の源泉にもなっており、同社の成長を支えている。
ネットワークは、ニッチな新築マンションを建設できる施工業者など協力会社とつながることで、開発から販売までおおむね2年という短期間で事業を展開する推進力、同社内の建築企画部を中心にグループ企業や協力会社を巻き込んだ企画力、用地取得から設計施工、販売・賃貸に至る協力会社に対する監理力という強みを生みだし、さらに開発から販売までの一気通貫した体制の構築にもつながっている。ネットワークはさらに、知名度や信頼が高まるにつれ不動産仲介業者や銀行、証券会社、税理士事務所、会計事務所との関係も太くしている。同社とこうした企業・事務所はターゲットがともに富裕層であり、同社が顧客を紹介してもらうだけでなく、同社との取引によって顧客に金融や税務、運用、資産処理などのニーズが発生するため、相互補完の関係にもある。また、顧客紹介などの点で富裕層とのネットワーク、情報交換の点で同業とのネットワークも強みと言える。特に同業とは、一般的な競合関係に陥ることも多いが、資産形成用一棟収益マンションという競合が起きるにはニッチ過ぎる市場においては、顧客情報や販売価格情報など情報交換を行うことで共存共栄が図られている。同社業態に近い新築投資用マンションのタスキが2024年4月に資産運用型の新日本建物と合併してより大きな共同持株会社タスキホールディングス<166a>となったが、同社にとって脅威というより情報力強化の点でメリットが大きい。同社はこうしたネットワーク力をさらに強めるため、共同事業、事業提携、資本提携など取引先との関係強化を目的に2024年4月に情報開発部を新設した。さらに同年6月、証券関連事業と中古不動産再生など不動産関連事業を併営するあかつき本社<8737>と提携し、資産形成用収益賃貸マンションを共同開発する予定で、富裕層ネットワークの強化も期待される。
しかし、商品力や事業展開力がなければ、こうしたネットワークも生かすことができない。このため同社は、トランクルームやカーシェアを設置したり、防音マンション「ラシクラス(RASICLAS)」を供給する(株)らしくと提携してミュージシャンやユーチューバー、ゲーマーからのニーズが高い防音マンションを開発するなど、企画力やデザイン性、資産価値の高い商品を安定供給できるよう商品力を強化している。また、不動産テック企業と提携することで不動産開発にDXを導入するなど生産性と効率性の高い事業展開を行っており、相対的に高い事業収支率を実現している。同社は、シナジーを考慮したうえでスタートアップ投資を行っており、2024年6月オンライン上のロケーション情報を管理するDXを得意とする(株)エフェクチュアルに投資し、事業展開力の強化を図っている。さらに、リノベーション再販事業において、多様化するニーズに対応したリノベーション住宅開発や省エネ住宅など事業領域の拡大を目的に(一社)リノベーション協議会に入会した。ESG関連事業においても、環境課題や社会課題に継続的に取り組むことで様々な企業と関係を構築し、ネットワークを強化している。
人材の確保・育成と資金調達の多様化が課題
5. 同社の課題
企業規模が拡大するなか、強みをさらに発揮するためには、人材の確保と育成及び資金調達の多様化が課題になる。東証TOKYO PRO Market上場によって管理面の人材が補強でき、内部統制やリスク管理体制の整備・強化及びコンプライアンスの徹底は進んだ。今後は、ニッチで参入企業が少ないため開発余地が非常に大きい新築マンション開発事業及びニーズが急速に強まっているリノベーション再販事業において、開発や企画の人材を増強する計画である。また、総資産105億円に対し在庫が65億円、借入金が82億円という財務体質(2024年11月期末)も課題と言える。在庫自体がプロジェクトとして資金調達と紐付いていること、金融機関とのネットワークが強固になったことから、今後も借入金と在庫を増やすことで事業規模の拡大が可能と考えられる。ただし、在庫と紐付いているとはいえ借入金の大きさはリスクと言える。財務的にも、在庫の安定的収益化(在庫回転率の引き上げ)、資産の入れ替え、直接金融などによって、将来的に財務体質を向上させる必要があると思われる。同社は現状、こうした課題の解消に向けて動いているところである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)
<HN>
LUSH×Hello Kitty And Friends限定コラボ、4/24発売!シナモンやクロミ型のバスボムやケーキ型ソープなどプレゼントにもおすすめ♪
有吉弘行、レジ打ちスタッフの立ちっぱなしに疑問「あれなんでだろうね?別に…」私見を披露
ローマ教皇死去 「国際社会全体にとって大きな損失」石破首相談話
【ハーゲンダッツ】ミニカップの新フレーバー「紅茶&クッキー」が登場♡
草彅剛「新幹線大爆破」世界配信に「ドキドキ」75年版の思い継ぎ「未来に出発できたら」
JR九州、豪雨で不通の肥薩線・川線巡るツアー 定期運行終了の「かわせみ やませみ」で
JAL、ファーストクラスの当日アップグレード料金を値上げ 東京/羽田~沖縄/那覇間は15,400円に
TWICE・モモ、デコルテ&ウエスト露わなチューブトップコーデ披露 圧巻の美スタイルにファン衝撃
今年もこの季節がやってきた! 西日本最大級のダンスミュージックフェス「STAR FESTIVAL 2025」開催間近。
トランプ政権、ウクライナに「クリミアをロシア領に」と提案 米報道
俳優の板垣瑞生さん、不慮の事故により逝去 家族がインスタで発表 今年1月末から行方不明に
「徳川家の末裔」32歳ギャル芸人が革命的イメチェンに「イイ女過ぎ」「美人がバレた」「お嬢様」
板垣瑞生さん急死 共演した元AKB女優「なんでよ。受け入れられないです」
いとうあさこ、若い女性共演者が窃盗 疑惑の段階でかばうも裏切られ余罪が多数発覚
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ギャル曽根、不倫されても「離婚は絶対しない」驚きの理由「考えてもみなかった方法」と夫
60歳女優“性接待””やらせ”激白「今晩相手してよね」拒絶後「降ろされた」教授初講義で
松山千春、石橋貴明めぐる騒動に言及「業界の仲間でも何人かいるな。脱ぐのはいいんだけど…」
八代亜紀さん「ヌード写真付きCD」発売 熊本知事「許しがたい」
石橋貴明の弁明にタレントがチクリ「風俗以外で記憶が曖昧になるほど異性に…」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
俳優の板垣瑞生さん、不慮の事故により逝去 家族がインスタで発表 今年1月末から行方不明に
広末涼子容疑者は奈良から車で移動中だった「なかなか厳しいのでは」識者が疑問呈す
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
広末涼子容疑者の元夫キャンドル・ジュン氏が繰り返した語った言葉「心が…」がネットで再注目
孤独のグルメで旨そうだった「トマトの酢漬け」のおいしい作り方! フレッシュな旨味がキューッとくるっ
自称広末涼子容疑者逮捕「涙出てくる。悔しい」“本物”は全国TVで社長の苦悩語ったばかり
昨年引退した元AV男優しみけん「やめてよかったですか?」問いに即答「うん」その理由とは?
広末涼子容疑者の逮捕は“異例”弁護士見解に小説家の医師「我々はサンドバッグじゃなくて人間」

P-京橋アートレジ Research Memo(1):新築マンション開発が好調、リノベーション再販も実績拡大
P-京橋アートレジ Research Memo(8):新築マンション、リノベーション、M&Aを強化
P-京橋アートレジ Research Memo(2):賃貸用一棟収益マンションの開発~販売
P-京橋アートレジ Research Memo(4):不動産開発創造事業とESG関連事業を展開(2)
P-京橋アートレジ Research Memo(7):引き続き一棟収益マンションが業績をけん引
P-京橋アートレジ Research Memo(6):一棟収益マンションの販売が好調で、2ケタ増収増益
京橋アートレジデンス---24年11月期は2ケタ増収増益、期末配当の増配を発表
ネクストエデュケーションシンク、客観的なDX手法のアセスメントを活用した企業人財育成、コンサルサービスによる事業拡大に伴い、2025年3月3日に本社を拡張移転
日本システム技術:複数事業を展開する独立系IT企業、業績好調で株価も長期的に上昇
IXナレッジ Research Memo(5):「大手顧客からの安定受注」「DX案件加速」「人材マネジメント力」が強み