カーブスホールディングス:女性専用の30分フィットネスジム展開、男性専用や海外展開も見据える
カーブスホールディングスは女性専用フィットネスジム「カーブス」を中心に事業を展開し、成功を収めています。国内でのフランチャイズ展開が強みで、会費入会金と物販を主な収益源としています。さらに、2020年には米国Curves Internationalを買収し、グローバル展開を強化しました。日本では高齢者層をターゲットにした健康維持プログラムが、継続率と安定した会員基盤を支えています。また、男性向けの「メンズ・カーブス」や、オンラインサービス「おうちでカーブス」を開始し、顧客層を広げています。フィットネス市場の成長を背景に、さらなる拡大が期待されています。
※チェーン売上高:フランチャイズ店を含めた末端売上、全店の会費入会金売上および会員向け物販売上の合計
カーブスの事業は、大きく分けてフランチャイズ関連、物販事業、直営店事業、海外事業の4つの柱で成り立っている。フランチャイズ関連では、日本国内の加盟店に対して店舗運営のノウハウを提供し、ブランド管理やトレーニング支援を行う。主な収益源は、プロテインやサプリメントなどを販売する「会員向け物販収入」と加盟店からの「ロイヤルティ収入」(フランチャイズ店舗の売上などから一定割合を徴収する形)となる。特にプロテインの販売は会員の健康維持のための重要な要素となっている。2024年8月期同社グループ売上高のうち会員向け物販収入62.6%、ロイヤルティ等収入19.6%を占めている。一方、直営店事業(2024年8月期同社グループ売上高のうち8.4%)では、直営店経営による収入を確保している。フランチャイズ店舗と同様のサービスを提供し、売上は会員の月会費収入から得る形となっている。2024年11月末時点で、国内店舗数1,984店舗(直営 79店舗 、FC 1,905店舗)を展開している。
海外事業に関しては、海外法人2社(Curves International, Inc. , Curves Europe B.V. )によるグローバルフランチャイズ事業、欧州FC本部事業で構成されている。重点地域(イギリス、イタリア、スペインなど)では、既存店舗においてノウハウを磨き上げて、実験店舗の出店を進めるなど事業成長に向けて実験と検証を進めている。
カーブスの強みは、ターゲット市場の明確化、継続率の高いビジネスモデル、地域密着型の展開、物販とのシナジーの4点に集約される。まず、最大の特徴として挙げられるのは、中高年女性を主要ターゲットとしている点である。一般的なフィットネスクラブが20〜30代の若年層やボディメイクを目的とした利用者を想定しているのに対し、カーブスは40代後半以上の女性の健康維持、病気や介護の予防を重視したプログラムを提供している。この層は、適切なサービスが提供されれば、フィットネスジムの継続率が比較的高く、会員の安定性が確保しやすい。また、一般的なフィットネスクラブと比較したときの会員の平均継続期間が長い。これは、30分間の短時間トレーニングという特徴に加え、スタッフによる積極的なサポートやコミュニティ形成によるモチベーション維持の仕組みが確立されていることが影響している。
さらに、カーブスは地域密着型で出店を強化している点も強みとなっている。人口密度が低くても会員数を確保できる戦略を採ることで、フランチャイズ展開の成功を支えている。また、物販事業も順調に成長しており、フィットネスクラブと相性の良いプロテインやサプリメントなどの商品を提供することで、会員の健康維持を支援すると同時に収益の多角化を図っている。
2025年8月期第1四半期決算では、売上高が前年同期比17.4%増の8,854百万円、営業利益が同63.9%増の1,698百万円で着地した。カーブス店舗網の拡大や会員数の純増、プロテインや健康食品・サプリメントなどの物販売上の拡大が寄与したようだ。特に、9月と10月に実施したTVCMの集中的な投下やWEBを中心としたメディアミックスマーケティング、口コミ紹介の促進、地域密着型のプロモーションが新規入会数の増加に効果を上げた。会員数 も86.0万名 (前期末比 4.2万名純増)に伸びている。男性向け運動施設「メンズ・カーブス」は第1四半期期間に1店舗を新規出店し、総店舗数は20店舗となっている。さらに、顧客満足度の向上により、月次退会率は過去最低水準に抑えられている。会員数も順調に伸びており、次の成長の柱としても期待できる。通期業績は、売上高は前期比7.1%増の38,000百万円、営業利益は同15.4%増の6,300百万円を見込む。
今後も会員数・店舗数ともに拡大させていく見通し。また、オンラインフィットネスサービス「おうちでカーブス」や男性向けの「メンズ・カーブス」のほか、海外事業に新たな展開も進めて事業領域の拡大が期待される。日本のフィットネス市場は年率5〜7%の成長を続けており、高齢化の進行と健康志向の高まりが追い風となっている。コロナ禍後の回復基調が続いており、特に中高年層向けの健康維持目的のジムの需要が拡大している。競合企業としては、エニタイムフィットネス、RIZAP、FASTGYM24などが挙げられるが、これらはいずれもターゲット層やビジネスモデルが異なりカーブスの独自性が際立っている。特に、エニタイムフィットネスは24時間営業のセルフ型ジムで若年層向け、RIZAPはパーソナルトレーニング特化型、FASTGYM24は低価格帯の都市部中心のジムであるのに対し、カーブスは短時間・低負荷・地域密着型という独自のポジショニングを確立している。そのほか、株主還元も積極的で、連結配当性向 50%を目指しており、現在は38.7%・100株(1単元)以上保有の株主対象にクオカード500円分配布している。底堅い業績拡大とともに海外展開も見据える同社の今後の動向には注目しておきたい。
<NH>
大谷翔平ついに「二刀流」復活!「1番投手」でスタメン ドジャースタジアム初登板
「あんぱん」紙芝居、通訳まさかのアシストにネット「今日のMVP通訳w」も空腹との戦いへ…
水原一平被告が収監 西海岸を希望したが米大陸東部の刑務所へ 警備レベルの低い施設
こめおが謝罪 4980円「蟹ラーメン」通販版が発送遅れ「味に納得できず…」
「育てやすいバラで敷居を下げたい」 京成バラ園・園長 千葉
最新のCSC調査から、今後3年間のサイバー攻撃急増を予想するCISOが圧倒的多数と判明
AI・DX時代をリードする!社会を変える“本物のデータサイエンティスト”を育てる方法とは?
「温泉ないまんじゅう」が話題沸騰 “間違えられる草津市”のユニークな逆転発想
トランプ氏、G7を初日で離脱 中東情勢に対応、他国と温度差も
桃月なしこ、天使&悪魔の大胆ランジェリー姿を披露「エロすぎ」「美しすぎて悪魔に思えない」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
さんま「あれは中居が悪い」と断言 フジ“あの事件”に言及「中居が…俺は“やめとけ”って」
堀江貴文氏「国民民主」山尾志桜里氏の公認取り消しに“ひと言ツッコミ”に賛同多数
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
43歳俳優、中居正広氏めぐる報道受け芸能界に思い「本当に醜い業界」「それでもすり寄っていた」
写真集ヒットの美女芸人、42歳相方と破局した理由をぶっちゃけ告白「付き合ってみたら…」
兵庫県警、斎藤知事を背任容疑で書類送検 プロ野球優勝パレード疑惑
石破首相、1人2万円給付を表明 子どもは4万円 自民幹部に指示
76歳笹野高史「ごめんなさい」生放送で公開謝罪 人気女優からの“苦情”に
37歳元祖メガネっ子アイドル、手術示唆…病気の経過を報告
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
有村昆(44)の不倫未遂の相手とされるセクシー女優、ネットで「唯井まひろ」と噂されるも、本人は…
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
「変わりすぎ…」33歳女優が衝撃“顔面整形”ビフォーアフター写真を公開
高嶋ちさ子“休養宣言” 突然の報告「しばらくお休みさせて頂きます。インスタも更新しないかも」
さんま「あれは中居が悪い」と断言 フジ“あの事件”に言及「中居が…俺は“やめとけ”って」
堀江貴文氏「国民民主」山尾志桜里氏の公認取り消しに“ひと言ツッコミ”に賛同多数

RIZAP-G Research Memo(4):コンビニジム「chocoZAP」の社会インフラ化が進展(1)
株式会社ジムフィールドと株式会社くじらが共同でフランチャイズ本部を運営開始 ~遊び感覚で楽しむトレーニングと戦略的サポートで新たな価値を創造~
iFITがワークアウトの選択肢をさらに拡充、クラブピラティスとヨガ・シックスのコンテンツをプラットフォームに追加
GセブンHD Research Memo(7):2026年3月期はすべての事業が成長、4期ぶりに最高益更新へ
【矢野経済研究所プレスリリース】フィットネス施設に関する調査を実施(2024年)~2024年8月の全国フィットネス施設総数は12,543施設、24時間型施設数は4,348施設、全体の3割を超える~
豆富直販の染野屋、スポーツの秋!仕事中のエクササイズでスタッフの体力向上と売上アップ118.5%達成!SDGs目標3健康増進と賃金アップを両立!
スポーツの最先端、「JEXER×NEXT BASE ATHLETES LAB TAKESHIBA」アトレ竹芝に2025年開店
「クチコプレミアム」がフィットネス業界に革新をもたらす!OSKスポーツクラブの会員獲得率が2倍に
【スポーツエールカンパニー2025】BBSが3年連続で認定
kubell Research Memo(1):業績予想を大きく上回り営業利益は黒字化