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日本アジア投資---3Qは2ケタ増収、組合持分利益・インカムゲイン等が2ケタ増収


日本アジア投資は2025年3月期第3四半期で営業収益が前年同期比52.3%増の26.31億円となり、営業利益と経常利益も大幅な黒字転換を果たした。主な増益要因は、メガソーラープロジェクトなどの売却に伴う収益の増加である。特に、組合持分利益・インカムゲインが前年同期比80.2%増となった。営業投資有価証券の売却やプロジェクトの売電収益が増加したが、一部で利益の少ない未上場株の売却が行われたため、実現キャピタルゲインは減少した。一方、日本アジア投資は株式市場の変動が激しく、従来連結基準による業績予想を示している。2025年の業績予想での営業収益は前年より高い水準を見込むが、具体的な予測は難しいとしている。

*18:25JST 日本アジア投資---3Qは2ケタ増収、組合持分利益・インカムゲイン等が2ケタ増収 日本アジア投資<8518>は14日、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)連結業績を発表した。営業収益は前年同期比52.3%増の26.31億円、営業利益は2.09億円(前年同期は8.29億円の損失)、経常利益は2.96億円(同9.42億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5.74億円(同12.73億円の損失)となった。

管理運営報酬等の総額は、前年同期並みの0.94億円(前年同期比1.3%増)となった。

投資損益は3.27億円の利益(前年同期は1.27億円の損失)となった。営業投資有価証券売却高は、前年同期から増加し10.75億円(同 31.6%増)となった。主な増加要因は、プロジェクト投資資産を売却したためである。前年同期はプロジェクトの売却はなかったが、当第3四半期連結累計期間は3件のメガソーラープロジェクトの売却により7.22億円を計上した。一方で、売却高から売却原価を差し引いた実現キャピタルゲインは、前年同期から減少し3.56億円(同 25.7%減)となった。主な減少要因は、前年同期は同社グループが運営するファンドにおいて比較的利益額が多い上場株式の売却があったが、当第3四半期連結累計期間は比較的利益額の少ない未上場株式の売却が中心だったためである。営業投資有価証券評価損及び投資損失引当金繰入額の合計額は、事業の進捗に大幅な遅れが生じている投資先が減少したことから、前年同期から減少して0.28億円(同 95.3%減)となった。

組合持分利益・インカムゲイン等の合計額は14.24億円(前年同期比 80.2%増)となった。前年同期はプロジェクトの売却がなかったが、当第3四半期連結累計期間は、ディストリビューションセンタープロジェクト1件、ヘルスケアプロジェクト(高齢者施設)1件の売却による利益を計上した。また、新規稼働したメガソーラープロジェクトの売電収益が増加した。

組合持分損失等の合計額は7.06億円(同 12.3%増)となった。主に、新規稼働したメガソーラープロジェクトの原価が増加した

業績予想については、同社グループが展開するプライベートエクイティ投資はその事業特性上株式市場等の変動要因による影響が極めて大きく、加えて昨今の変動の激しい環境下においては合理的な業績予想が困難なため、業績予想が行われていない。しかしながら業績予想に代えて、ある一定の前提を元に策定した「従来連結基準による見込値」を、数値の合理性は低いものの、参考情報として開示している。2025年3月期の従来連結基準業績予想については、同日、業績予想の上限の修正を発表した。営業収益が前期比117.7~133.2%増(修正前117.7~226.8%)の21.00~22.50億円(同21.00~31.50億円)、営業利益が1.50~3.00億円(同1.50~8.50億円)、経常利益が3.00~4.50億円(同3.00~10.00億円)、親会社株主に帰属する当期純利益が2.50~4.00億円(同2.50~9.50億円)としている。

なお、2025年3月期第3四半期(24年4月-12月)の従来連結基準による実績は、営業収益は前年同期比241.3%増の18.75億円、営業利益は3.49億円(前年同期は11.15億円の損失)、経常利益は5.43億円(同11.51億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5.12億円(同11.55億円の損失)となった。

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