1stコーポ Research Memo(10):株主還元拡充及び資本政策実施等で、時価総額拡大と流通株式比率上昇を図る
ファーストコーポレーションは、東証の市場区分見直しに伴い、プライム市場への再上場を目指す中で、スタンダード市場に移行しました。これは、2023年4月の東証の規則改正を受けての決定であり、今後の適合計画を再評価した結果です。同社は時価総額と流通株式比率を向上させることで、プライム市場への上場を目指しています。この戦略には、中期経営計画「Innovation2024」の達成、株主還元の拡充、コーポレートガバナンスの充実が含まれます。具体的な施策として、建設事業の強化やM&Aの推進、SDGsへの貢献などが挙げられ、CO2排出量の削減目標も設定されています。さらに、株式の流動性向上のため、株式売出しや自己株式の消却を検討しています。
ファーストコーポレーション<1430>は東証の市場区分見直しに伴い、プライム市場の上場維持基準適合に向けて各種施策に取り組んできた。しかし、2023年4月施行の東証の規則改正に伴い、スタンダード市場への上場の再選択の機会が得られたことから、あらためて今後の適合に向けた計画について検討した結果、2023年10月20日を移行日としたスタンダード市場への選択申請を決定した。その結果、スタンダード市場へ移行したが、将来的にプライム市場への上場を目指すため、今後も持続的な成長と中長期的な企業価値向上に資する取り組みに注力する。プライム市場への上場に向けては、2023年8月時点で流通株式時価総額のみ上場維持基準に届いておらず、その向上に向けて時価総額と株式の流動性を向上させる方針だ。具体的には、新中期経営計画「Innovation2024」の達成、株主還元の拡充、コーポレート・ガバナンスの充実による時価総額の拡大、各種資本政策の実施による流通株式比率の上昇を図る。
(1) 中期経営計画の達成
時価総額の向上は、安定した業績によってこそ実現されるという考えの下、まずは「Innovation2024」を完遂する。具体的には既述のとおり、資本収益性の向上という基本方針の下、建設事業の強化、造注比率の向上、再開発事業の推進、研究開発・M&Aをはじめとする成長投資の推進などの各種施策に取り組む。これらの施策により、最終年度である2027年5月期の数値目標達成を目指す。
(2) 株主還元の拡充
経営成績及び今後の事業展開、健全な財務体質維持のために必要な内部留保の確保等を勘案しつつ、連結配当性向30%以上を下限とし、株主への利益還元を強化する。また、株主優待と機動的な自己株式の取得による株主還元も継続する。
(3) コーポレート・ガバナンスの充実
2021年6月に改訂された「コーポレートガバナンス・コード」のうち、プライム市場上場会社のみに適用または加重される補充原則を中心に引き続き対応を図る。具体的には補充原則1−2(4)「機関投資家向け議決権電子行使プラットフォームの導入」、3−1(2)「開示書類のうち必要とされる情報の英訳開示・提供」、3−1(3)「気候変動に係るTCFDと同等の質と量の開示」、4−10(1)「指名・報酬委員会構成の独立性に関する考え方・権限・役割等の開示」を対象としている。1−2(4)については2022年8月開催の第11回定時株主総会を通して既に導入済みである。3−1(2)については決算短信・招集通知・IRサイトの英訳が実施済みであるほか、2022年8月からは有価証券報告書の英訳開示を開始している。3−1(3)については2022年3月にサステナビリティ委員会の下部組織として立ち上げた気候変動対策部会を中心にCO2排出量削減目標を設定した。具体的には、IEA(国際エネルギー機関)やIPCC(気候変動に関する政府間パネル)による気候変動シナリオ(2℃未満シナリオ及び4℃シナリオ)を参照し、2050年までの長期的な同社への影響を考察したうえで、2030年度のCO2排出量削減目標を2021年度比で35%に設定した。4−10(1)については既に過半数を独立社外取締役としている。今後は、同委員会の独立性・権限・役割などに関して、開示すべき情報を検討する。
また、SDGsをはじめとした社会・環境問題に対して事業を通じて取り組み、持続可能な社会の実現に貢献していく姿勢も示している。例えば、環境については温室効果ガスの排出量削減目標を達成することで地球温暖化と気候変動問題の緩和に貢献することを目指す。その他、社会に関しては第三者機関による躯体検査の導入による施工品質の維持・向上などを通じて、安心・安全な住環境の提供に貢献するほか、ガバナンスにおいてはコンプライアンスとリスクマネジメントを強化する。
(4) 各種資本政策の実施
株式の流動性を向上させるため、経営陣による株式の売出し、M&Aなどへの自己株式の活用を検討するほか、M&Aなどへ支障をきたさない範囲での自己株式の消却を検討する。
2024年5月、同社は資本コストや株価を意識した経営をさらに推し進めていくことを対外的に明確にした。中期経営計画の着実な達成によって資本収益性と市場評価が向上するのに伴い、同社の流通株式時価総額も上昇するものと弊社は見ている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<HN>
元プロ野球選手大島康徳さんの妻奈保美さん「私はずーっと耐えてきました」執拗な誹謗中傷に怒り
「100日足らずで破壊」 バイデン氏、トランプ氏を厳しく批判
若狭勝弁護士 広末涼子、異例の早朝釈放に「検察の『お寒い対応』か、広末さん側の要請か」
千葉・松戸市長、任期途中で辞職へ 「肉体的、精神的に限界」
ブルーインパルス、万博期間の飛行要請 吉村知事「多くの人が期待」
大谷翔平が日本選手2人目のメジャー通算150盗塁達成 3位松井稼頭央102盗塁、1位は…
チリとブラジルの万博パビリオンが3日遅れで開館 工事遅れや火災
さよなら「google.co.jp」? Googleが検索ドメインを一本化へ
広瀬すずが広瀬熊子に改名「100歳までにダンクを決めたい」シソンヌじろう「熊の目をしてる」
高橋みなみ「許せない」八代亜紀さんヌード写真封入アルバム発売めぐる問題に言及
昨年引退した元AV男優しみけん「やめてよかったですか?」問いに即答「うん」その理由とは?
42歳ブレイキングダウン選手、東京駅でケンカ売られ取った行動に「尊敬する」「真似しよ」X拍手
八代亜紀さんのヌード写真封入アルバム発売、所属事務所が「警察にも相談中」公式コメントを発表
万博トイレに不満や疑問噴出 元宝塚女優「なんでこんな事をするのだろう」
21歳元グラドルが免許合宿でのセクハラ報告、教官に言われた衝撃ワードを告発→大問題→教官退社
辛坊治郎氏「この惨状をメディアが報じないので改善は?」と疑問 大阪万博の初日リポート
武蔵野東学園、卒業生らに7億円を請求 在学中に理事長を刑事告訴
元プロ野球選手大島康徳さんの妻奈保美さん「私はずーっと耐えてきました」執拗な誹謗中傷に怒り
元大リーガーの妻、現在の懐事情を吐露「大谷くんとか…ゼロ1個多いよね?今だったらなぁ~」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
中居正広氏、14年前に脳科学者が「女性におぼれて芸能界追放」と“予言” X騒然「すごい」
広末涼子容疑者は奈良から車で移動中だった「なかなか厳しいのでは」識者が疑問呈す
広末涼子容疑者の元夫キャンドル・ジュン氏が繰り返した語った言葉「心が…」がネットで再注目
自称広末涼子容疑者逮捕「涙出てくる。悔しい」“本物”は全国TVで社長の苦悩語ったばかり
昨年引退した元AV男優しみけん「やめてよかったですか?」問いに即答「うん」その理由とは?
孤独のグルメで旨そうだった「トマトの酢漬け」のおいしい作り方! フレッシュな旨味がキューッとくるっ
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
広末涼子容疑者の逮捕は“異例”弁護士見解に小説家の医師「我々はサンドバッグじゃなくて人間」

1stコーポ Research Memo(11):連結配当性向30%以上を目標に安定配当の継続を目指す。引き上げも選択肢
GMOーAP Research Memo(1):2025年1月1日よりGMOインターネットへ商号を変更
1stコーポ Research Memo(9):中期経営計画の下、年商500億円の早期実現さらに1,000億企業を目指す
セグエグループ---プライム市場の上場維持基準に適合を確認
Jトラスト Research Memo(6):2024年12月期は減益予想ながら前期と同額の14.0円配を維持
ファーストコーポレーション---2Q大幅な増収増益、不動産事業が好調を維持
セグエグループ---自己株式の消却
ボードルア Research Memo(7):自己株取得と売出で資本政策柔軟化と企業価値向上へ
1stコーポ Research Memo(8):免震・耐震に優れた新建築技術の開発に注力。新技術による差別化で受注拡大へ
東京メトロ---プライム市場に新規上場、公開価格を35.8%上回る初値と好スタート