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GセブンHD Research Memo(3):2025年3月期中間期は減益となるも売上高で過去最高を更新


G-7ホールディングスは2025年3月期の中間期において、売上高が前年同期比8.5%増の100,994百万円となり、過去最高を記録しました。しかし、営業利益は1.9%減、経常利益は2.5%減、親会社株主に帰属する中間純利益は9.4%減と減益となりました。利益の減少は人件費や店舗改装費の増加、精肉事業の粗利率の低下、および子会社化に伴う一時費用の計上によるものです。新規出店は24店舗、退店は2店舗で、630店舗に拡大しました。

*11:03JST GセブンHD Research Memo(3):2025年3月期中間期は減益となるも売上高で過去最高を更新 ■G-7ホールディングス<7508>の業績動向

1. 2025年3月期中間期業績の概要
2025年3月期中間期の連結業績は、売上高で前年同期比8.5%増の100,994百万円、営業利益で同1.9%減の2,854百万円、経常利益で同2.5%減の3,047百万円、親会社株主に帰属する中間純利益で同9.4%減の2,040百万円となった。

売上高は精肉事業を除くすべての事業セグメントで増収となり、中間期として過去最高を連続更新した。一方、利益面では人件費や店舗改装費の増加、市場環境悪化に伴う精肉事業の粗利率低下に加えて、ボン・サンテを子会社化※したことに伴う一時費用174百万円を計上したことが減益要因となった。会社計画は開示していないが自社ブランド業態が苦戦し、売上高・各利益ともに数%下回ったようだ。

※ 2024年7月に全株式を4,735百万円で同社が取得した。のれんは4,177百万円(10年定額償却)。

ボン・サンテは第2四半期から連結対象に加わったが、売上高で約3,200百万円、経常利益で100百万円強の水準となった。のれん償却額は四半期で104百万円となっており、償却後ベースでも若干ではあるが、利益貢献した。

2025年3月期中間期の出退店動向については、新規出店が24店舗(ボン・サンテの15店舗含む)、退店が2店舗となり、中間期末の店舗数は630店舗と前期末から22店舗の増加となった(前年同期は新規出店が15店舗、退店が2店舗)。新規出店の内訳は、「業務スーパー」20店舗、「お肉のてらばやし」3店舗と新業態のアウトレット店「RJ market」1店舗となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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