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ネオマーケティング---24年9月期は減収なるも、中長期的な受注体制及びサービス提供体制拡充に向けた活動に注力


ネオマーケティングは2024年9月期の連結決算を発表し、売上高が前期比7.8%減の20.98億円、営業利益が95%減の0.15億円など、減収減益であった。しかし、中長期的な事業基盤強化に資する活動を進めた結果、今後の業績回復に期待している。同社は人材採用と育成に力を入れ、マーケティングコンサルタントやデジタル広告の専門人材の採用を進めた。今年は「消費者起点のインフルエンサーマーケティングサービス」や「リサーチDEMO!」の事業譲受による新規サービスを展開した。共に組織力強化を狙っており、海外市場向けのリサーチサービスも強化している。2025年には売上高25億円、営業利益1億円を目指している。

*18:57JST ネオマーケティング---24年9月期は減収なるも、中長期的な受注体制及びサービス提供体制拡充に向けた活動に注力 ネオマーケティング<4196>は13日、2024年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.8%減の20.98億円、営業利益が同95.0%減の0.15億円、経常利益が同95.5%減の0.14億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.7%減の1.47億円となった。

当期は中期経営計画に沿った人材採用活動と育成活動に注力した。組織力強化・営業力強化の取り組みとしては、マーケティングコンサルタント職を中心に、リサーチャー、デジタル広告等の専門人材に関して積極的な採用活動を実施した。採用活動は順調に進捗したものの、当初想定よりも採用人員の育成に時間を要したことで顧客獲得に遅れが生じているが、中長期的な受注体制及びサービス提供体制拡充に向けた活動に注力することで来期以降の業績に寄与する準備を進めた。新規サービスとしては、商品やサービスのターゲットとなる消費者が支持するインフルエンサーを消費者の実際の声を基に抽出し、情報を拡散させる「消費者起点のインフルエンサーマーケティングサービス」を開始した。新規事業の取り組みとしては、株式会社MDが運営するセルフインタビューツール「リサーチDEMO!」の事業譲受により、より短時間で高品質かつ安価に定性調査を実施できる体制を構築した。また、直近では、株式会社マーケティングセンターおよび株式会社レアジョブと協業することにより海外のリサーチサービスを拡充しており、日本企業のグローバル進出やインバウンド需要へのニーズに対応するサービスを強化している。


2025年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.2%増の25.00億円、営業利益が同545.1%増の1.00億円、経常利益が同610.6%増の1.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同52.5%減の0.70億円を見込んでいる。 <ST>
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