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城南進学研究社---2Qは減収なるもスポーツ事業が増収に


城南進学研究社は第2四半期の決算で売上高が前年同期比4.0%減の29.46億円、営業利益が47.3%減の0.41億円と発表しました。教育事業での売上は4.5%減、特に映像授業部門と個別指導部門での売上減少が影響しました。一方、スポーツ事業の売上高は3.4%増となり、退会抑止と値上げが効果を見せています。2025年3月期通期の業績予想は、売上高が前年同期比2.0%増を維持しつつ、営業利益は25.6%減を見込んでいます。

*18:42JST 城南進学研究社---2Qは減収なるもスポーツ事業が増収に 城南進学研究社<4720>は12日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.0%減の29.46億円、営業利益が同47.3%減の0.41億円、経常利益が同52.7%減の0.42億円、親会社株主に帰属する中間純損失が0.33億円(前年同期は0.35億円の利益)となった。

教育事業の売上高は前年同期比4.5%減の27.53億円となった。児童教育部門では、算数教室「りんご塾」の生徒数が堅調に推移し、売上を伸ばした。映像授業部門(映像授業教室「河合塾マナビス」)では、前年度在籍生の減少の影響が続き、売上高は前年同期比で減少となったが、退学の抑制や8月に新松戸校を予定より前倒しで開校したことなどにより新規入学生は増加傾向にある。個別指導部門(個別指導塾「城南コベッツ」)では、前年の不採算教場の閉鎖統合で教室数が減少していることなどから前年同期で売上高は減少したが、夏期講習の売上高は前年から増加するとともに、溝の口教室のリニューアル工事に着手するなど、学習環境の向上を図った。デジタル教材・ソリューション部門では、りんご塾の法人展開が好調であり、オンライン学習教材「デキタス」の販売についてもBtoBの新規顧客が増加しているが、昨年度までの大規模案件契約満了の影響で前年同期比では売上高は減少となった

スポーツ事業の売上高は同3.4%増の1.93億円となった。子会社である久ケ原スポーツクラブでは、スイミングクラブの在籍者数が前年同期を下回るものの、値上げと退会抑止の効果もあり、売上高は前年同期比で増加となった。またスポーツジムの「マイスポーツ」などの新しいサービスや、オンライン学習教材「デキタス」や学童保育の「くがはらキッズ」、お稽古クラブ「スキッパーズ」など、勉強や習いごとも提供するサービスは、ほぼ前年並みの売上高で推移したが、スイミングクラブの付加価値を高めることで売上向上に貢献している。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.0%増59.69億円、営業利益が25.6%減の0.22億円、経常利益が同60.7%減の0.15億円、親会社株主に帰属する当期純損失が0.55億円とする期初計画を据え置いている。 <ST>
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