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シード---2Qは増収、オルソケラトロジーレンズが大きく伸長


シードは2025年3月期第2四半期の決算を発表し、売上高は前年比5.5%増の168.28億円に達したが、営業利益は33.1%減の8.74億円、経常利益は44.1%減の7.64億円と大幅に減少した。オルソケラトロジーレンズが22.2%増と大きく売上を伸ばす一方で、国内外向けの乱視用と遠近両用レンズの納期遅延による販売機会の損失が響いた。サークル・カラーコンタクトレンズの売上はSNSを活用したものの、競合増加によりやや減少。海外輸出は21.6%増加も在庫調整段階であり販売機会を完全に活かし切れなかった。通期見通しは売上高360.00億円、純利益14.00億円を据え置いている。

*15:09JST シード---2Qは増収、オルソケラトロジーレンズが大きく伸長 シード<7743>は11日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.5%増の168.28億円、営業利益が同33.1%減の8.74億円、経常利益が同44.1%減の7.64億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同33.7%減の5.48億円となった。

コンタクトレンズ・ケア用品について、売上高は167.61億円(前年同期比5.5%増)、営業利益15.89億円(同15.8%減)となった。「シード1dayPureシリーズ」は、需要は増大しているものの、2024年3月期第2四半期以降に継続している国内外向け乱視用と遠近両用における納期遅延による販売機会の喪失が重く、前年同期比3.2%増加に留まった。就寝時に装用し日中裸眼で視力矯正効果が得られるオルソケラトロジーレンズは、前年同期比22.2%増と大きく伸長した。サークル・カラーコンタクトレンズは、SNSを活用した販売促進を展開したが、販売チャネルの多様化と競合商品の増加の影響もあり、前年同期比1.2%減となった。ケア用品は、オルソケラトロジーレンズ関連のケア用品が増加したため、前年同期比2.8%増となった。海外へのコンタクトレンズ輸出は、アジア・欧州共に販売の回復傾向が見られ前年同期比21.6%増となったが、在庫水準の適正化途上であり、各国からのバックオーダーの解消には至らず、販売機会が生かし切れていない。

その他について、売上高は0.67億円(同8.0%増)、営業利益は0.03億円(前年同期は0.04百億円の損失)となった。眼内レンズの売上が増加した。

2025年3月期通期については、売上高が前期比11.1%増の360.00億円、営業利益が同7.3%増の22.00億円、経常利益が同2.0%増の21.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.7%減の14.00億円とする期初計画を据え置いている。

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