井関農 Research Memo(3):2025年に創立100年を迎える農業機械総合専業メーカー(2)
井関農は2025年に創立100年を迎える農業機械の専業メーカーです。整地用機械の分野では、特に欧米市場でのトラクタや芝刈機などの販売が堅調で、全社売上高の39.7%を占めます。フラッグシップモデル「T.Japan(TJ)」シリーズは高精度・高能率・高耐久を実現し、ICTが導入されています。収穫調製用機械の売上は5.1%で、コンバイン「HJ」シリーズが主要製品です。新たに直進アシストシステムを搭載した「HJ6130-Z」が発売され、効率的な作業を提供します。栽培用機械では田植機が主力で、「さなえPRJ8」や「ロボット田植機」が特長です。作業機や補修用部品の販売も重要で、修理収入と合わせて売上の39.7%を占め、高い信頼を得ています。
2. 事業内容
(1) 整地用機械
整地用機械カテゴリーでは、農業において作付け前の整地に使用するトラクタ、耕うん機、防除などに使用される乗用管理機などを扱っている。特に欧米においては景観整備業者、ホビー農家や一般消費者向けに土木作業用トラクタ・景観整備用トラクタ・乗用芝刈機などの販売が好調に推移している。2024年12月期第2四半期の全社売上高に占める割合は39.7%と最大で、海外売上高においては整地用機械が65.6%を占めている。
トラクタカテゴリーにおけるフラッグシップモデルは「T.Japan(TJ)」シリーズで、65~130馬力のレンジに「TJV5シリーズ」「TJX3シリーズ」「TJW3シリーズ」と3つのシリーズをラインナップしている。どのシリーズも「高精度・高能率・高耐久」を実現していることに加え、ICTも導入されている点が特徴だ。例えば、「TJV5シリーズ」と「TJW3シリーズ」は農機に搭載したGPSアンテナ及び通信端末を用いて農機の情報を収集できることに加え、盗難抑止機能や稼働情報管理ツールが装備されている。また、「TJX3シリーズ」においても、ICTの活用により「作業管理サポート」と「機械管理サポート」を提供するAGRI-SUPPORTを農機に導入できる。2023年6月にはボリュームゾーンである中型クラスの新型トラクタ「BFシリーズ」の発売を開始した。大型クラスのみならず中型クラスにおいてもニーズの高い直進アシストやマップデータとの連動に対応しているほか、無段階変速機構や座り心地の良いサスペンションシートの搭載、シートベルト・リマインダの採用など居住性・操作性・安全性を追求した製品設計となっている。顧客からの評価も高く、新規契約も順調に獲得している状況であることから、今後の業績拡大への寄与が期待される新商品である。さらに、2024年5月には、120馬力クラスで国内初の有人監視型ロボットトラクタとなる「TJW1233-R」の発売を開始した。GPSの位置情報に複数の補正情報を組み合わせることで有人監視下での高度な自動走行を可能にしており、形が不整形な圃場での作業も行える。そのほか、自動走行終了時に指定した位置に自動で戻るHome位置誘導機能なども有している。これらのICTを活用した農機を市場に投入することにより、農作業の効率化、省力化に大きく貢献している。
(2) 収穫調製用機械
収穫調製用機械カテゴリーでは、穀物の刈り取りと脱穀を合わせて行うコンバイン・ハーベスタ、収穫した籾を乾燥させる乾燥機、籾すり機、野菜収穫機などを扱っている。2024年12月期第2四半期の全社売上高に占める割合は5.1%となっている。また、海外においては0.5%の売上を占めている。
同カテゴリーにおけるフラッグシップモデルはコンバインの「HJ」シリーズだ。トラクタと同じく「高精度・高能率・高耐久」を実現していることはもちろんのこと、最新のICTにより効率的な作業管理と機械管理を可能にするAGRI-SUPPORTを標準装備している。タイプによっては、遠隔監視による農機の盗難抑止、稼働情報の管理サービスを提供する「ISEKIリモート」も装備している。さらに、2022年12月には、農機の自動操舵に対するニーズの高まりに応え、直進アシストシステムを新たに搭載した新商品「HJ6130-Z」を発売開始した。直進アシストシステムの導入により、作業者の疲労を軽減し、より快適な農作業環境の実現を可能にしている。コンバインカテゴリーに直進アシスト機能を搭載した製品が誕生したことにより、田植機・トラクタ・コンバインの主要製品カテゴリーにおいて直進アシストモデルのラインナップが揃った格好だ。また、2024年3月には、4条刈りコンバインHFRシリーズの低価格モデルとして「HFR4042/4050」の発売を開始した。同社コンバインの高い基本性能は維持しつつも、機能を厳選することによりシンプルかつ低価格を実現したモデルだ。農業に必要な生産資材の価格が高騰するなか、同農機に対するニーズが好調に推移することが想定される。
(3) 栽培用機械
栽培用機械カテゴリーでは、水田に苗を移植する際に使用する田植機や野菜移植機などの製品を扱っている。2024年12月期第2四半期の全社売上高に占める同カテゴリーの割合は5.9%と整地用機械、作業機・補修用部品・修理収入、その他農業関連に次ぐ売上である。
同カテゴリーにおけるフラッグシップモデルは、「さなえPRJ8」と「同ロボット田植機」だ。「高精度・高能率・高耐久」に加えて、「さなえPRJ8」にはGPS技術を用いた操舵アシストシステム「ISEKI直進&旋回アシストシステム」が搭載されている。また、「さなえPRJ8ロボット田植機」は有人監視下でリモコン操作による無人作業を可能にする機能を備えている。
2021年12月期、田植機のラインナップにJapanシリーズが追加されたことにより、トラクタ、コンバイン、田植機の主力製品カテゴリーすべてでJapanを冠した製品が揃った。これらはすべて大型農機に分類される。今後農地の大規模化が進むなかでJapanシリーズの販売を伸ばし、農業の効率化、省力化に貢献していくことが期待される。また、2023年12月期上期には、大型の10条田植機「さなえPJ10」を新たに市場投入した。特徴の1つは、機体設計を基本から見直し、エンジンを前方に配置していることだ。エンジンを前方に配置することで湿田での走破性が向上し、圃場条件の過酷な海外市場での今後の展開も期待できる商品である。
(4) 作業機・補修用部品・修理収入
作業機とは農機本体につける作業器具のことで、耕耘作業の際に使用するロータリなどが該当する。そのほか、修理に関しては販売した農機の故障対応や故障の発生を防ぐためのメンテナンス修理などの対応を全国の整備拠点で行っている。2024年12月期第2四半期の全社売上高に占める同カテゴリーの割合は39.7%と、整地用機械に次ぐ売上規模を誇っている。万全なメンテナンス修理を行い故障の発生を防ぐことによって顧客からの信頼を獲得できること、天候不順など外部環境に左右されることなく安定した収益をあげられることなどの理由から、近時、修理・メンテナンスなど付帯サービスにも注力し売上を増加させている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<HN>
粗品驚き、共演87歳重鎮から「遠慮なくつっこんで下さい、けちょんけちょんに言って」と言われ
眼帯の元フジ渡邊渚「体力も減って免疫力も落ち」現在の体調告白「2年前に体調崩してから…」
25年パ・リーグ新人初勝利はオリックス寺西成騎 今季の主なルーキーの成績を一挙公開
加藤綾菜、66歳加藤茶と女子大生時代同居開始「会った瞬間ビビッと…」45歳差交際実現経緯
加藤茶、驚きの“偏食50年”衝撃メニューを妻綾菜明かす「でもいきなり倒れますね」
【大学選手権】東北福祉大4強 寝不足もお構いなしで打線爆発 前日試合は午後10時過ぎに終了
【阪神】オール逆転負けで今季最多タイ4連敗…藤川監督「早く断ち切らないといけない」
「早く日本語うまくなりな」 娘と深く交流したい…夜間中学に通う母
鈴木誠也、2安打で5戦連続安打 カブスは延長戦で競り負ける
林家木久扇「元気をお見せする責任ある」4年前に左足大腿骨骨折も毎日1時間加圧ベルト使い運動
さんま「あれは中居が悪い」と断言 フジ“あの事件”に言及「中居が…俺は“やめとけ”って」
堀江貴文氏「国民民主」山尾志桜里氏の公認取り消しに“ひと言ツッコミ”に賛同多数
43歳俳優、中居正広氏めぐる報道受け芸能界に思い「本当に醜い業界」「それでもすり寄っていた」
兵庫県警、斎藤知事を背任容疑で書類送検 プロ野球優勝パレード疑惑
石破首相、1人2万円給付を表明 子どもは4万円 自民幹部に指示
76歳笹野高史「ごめんなさい」生放送で公開謝罪 人気女優からの“苦情”に
37歳元祖メガネっ子アイドル、手術示唆…病気の経過を報告
堀江貴文氏、山尾志桜里氏「公認」一転「取り消し」の国民民主党に痛烈ツッコミ「さすがに…」
大谷翔平、三塁打で激走も送球直撃アクシデント…痛みに足引きずるも日本人トレーナーと状態確認
米ロス生活の52歳女性タレント シェフの夫と8年付き合ってから結婚「トータル30年近い」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす

粗品驚き、共演87歳重鎮から「遠慮なくつっこんで下さい、けちょんけちょんに言って」と言われ
眼帯の元フジ渡邊渚「体力も減って免疫力も落ち」現在の体調告白「2年前に体調崩してから…」
25年パ・リーグ新人初勝利はオリックス寺西成騎 今季の主なルーキーの成績を一挙公開
加藤綾菜、66歳加藤茶と女子大生時代同居開始「会った瞬間ビビッと…」45歳差交際実現経緯
加藤茶、驚きの“偏食50年”衝撃メニューを妻綾菜明かす「でもいきなり倒れますね」
【大学選手権】東北福祉大4強 寝不足もお構いなしで打線爆発 前日試合は午後10時過ぎに終了
【阪神】オール逆転負けで今季最多タイ4連敗…藤川監督「早く断ち切らないといけない」
「早く日本語うまくなりな」 娘と深く交流したい…夜間中学に通う母
鈴木誠也、2安打で5戦連続安打 カブスは延長戦で競り負ける
林家木久扇「元気をお見せする責任ある」4年前に左足大腿骨骨折も毎日1時間加圧ベルト使い運動