オーバル Research Memo(2):流体計測機器の専業メーカーとして、一貫した事業を展開
1. 会社概要
オーバル<7727>は、1949年5月に創業された流量計のパイオニアで、流体計測機器メーカーの専業最大手である。社名のオーバル(OVAL)とは、卵型や長円形を示す言葉であり、楕円形の歯車が流れとともに回転することで流体の容積を計測するという同社のルーツでもある看板製品を表すものである。工場やプラントなどを対象とするB to Bビジネスが主体で、生産工程において「石油(灯油・ガソリン・重油)」「水」「気体」などの流れるもの(流体)を計測する流量計を主要な製品とし、その他システムソリューションなど流体に関するビジネスを創業以来70年以上続けてきた。今後もモノづくりの自動化には、流量計などのセンサが不可欠であり、産業を支えるマザーツールを長年培ってきた技術とともに提供する計画である。
同社は、東京都新宿区に本社を置き、傘下に連結子会社11社(国内4社、海外7社)を有し、特に中国・韓国・台湾・東南アジアなどアジアを中心にグローバルに展開している。2023年9月30日現在の連結従業員数は691名で、現在は東証スタンダード市場に上場している。2011年6月より谷本 淳(たにもと じゅん)氏が代表取締役社長を務め、中長期経営ビジョン及び中期経営計画に基づいてアジアNo.1のセンシング・ソリューション・カンパニーを目指している。また、同社の知名度アップ戦略の一環として、マスコットキャラクターをWebサイトや決算説明資料などに活用しているほか、クロスカントリースキーヤーの宮崎日香里選手と所属契約を結んでいる。
2. 沿革
同社の前身となる「オーバル機器工業株式会社」は1949年5月に設立し、1992年12月に現在の「株式会社オーバル」に社名変更した。設立以降、連結子会社を現在の11社に増やし、事業領域も拡大してきた。現在では、各種流量計、計測管理及びエネルギー管理用諸機器、諸装置及び流体制御装置などの工場用計測機器等の製造・販売事業を中心として、関連するメンテナンスや流量計の検定業務を行うサービス部門事業なども展開している。2006年9月には、JCSS(計量法校正事業者登録制度)に基づく登録を取得しており、「校正品質」という付加価値で顧客の課題を解決するという、同社の強みとなっている。同社は1961年10月に東証2部に上場し、2014年5月に東証1部に指定変更、2022年4月には東証プライム市場へ移行したが、2023年10月より東証スタンダード市場に移行している。
3. 事業内容
同社グループは、計測機器等の製造・販売事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しているが、事業部門別の開示をしている。センサ事業は、流量計をはじめとする計量計測機器及び関連機器の製造販売を行っている。システム事業は、流体計測制御に関連する製造、出荷、検査、分析等のシステム装置の設計、開発、販売・施工を担う。サービス事業は、製品のフィールド対応、修理、メンテナンス及び校正事業(JCSS含む)を行う。同社では工業計器を中心に取り扱っており、一般的な家庭用の水道・ガスなどのメータは取り扱っていない。
2024年3月期第2四半期累計の事業部門別売上高の構成比は、センサ事業が72.3%、システム事業が8.7%、サービス事業が19.0%を占めている。利益率はセンサ事業が最も高く、サービス事業、システム事業が続く。システム事業は国際競争が激しい分野だが、同社では伸びしろが大きく長期的には有望な分野と見ている。地域別売上高では国内が中心であるが、アジアを中心に海外売上高も20~30%を占めており、2022年からスタートした中期経営計画では「アジアNo.1」をキーワードに、さらなる躍進を目指している。なお、センサ事業・システム事業は海外展開をしているが、サービス事業は国内が中心である。
4. 同社の強み
「幅広い製品ラインナップ」「流量計を中核としたシステム・サービス」「計量標準の供給を担うJCSS(計量法校正事業者登録制度)」の3つが同社の強みである。
第1の「幅広い製品ラインナップ」では、工業計器の分野において、容積流量計、コリオリ流量計、渦流量計、超音波流量計、熱式質量流量計、タービン流量計、電子計器、その他周辺機器など、低温から高温までの液体・ガス・蒸気を幅広く測量する製品を提供するのは同社のみである。なかでも容積流量計、コリオリ流量計、渦流量計は同社の主力製品であり、センサ部門売上高の90%を占めるとともに、容積流量計と渦流量計は国内市場シェアの約50%を占めている。同社のこの幅広い製品群に対して、業界大手の横河電機<6841>や、東芝インフラシステムズ(株)などでは一部の流量計に留まる。
第2の「流量計を中核としたシステム・サービス」では、流体計測制御システムで受入出荷システムや検定システムを提供し、サービス・校正(計器類の狂い・精度を標準器と比べることで正すこと)として現地での修理・メンテナンスを行い、移動検定車も保有している。このように、計測機器の製造・販売だけでなく、幅広いネットワークを持ち、システム・サービスまでカバーしている。
第3の「計量標準の供給を担うJCSS」について、同社は「石油(灯油・ガソリン・重油)」「水」「気体」3種類の流量で計量法に基づくJCSS登録を有している唯一のJCSS登録事業者であり、特に石油の校正可能流量は国内校正事業者では最大で、流量範囲も国内校正事業者では最も広い範囲である。様々なタイプの流量計に対し、異なる液種で且つ広い流量範囲でJCSS校正が可能であることを活かし、同社は流量計に対して「校正品質」という付加価値で顧客の課題を解決している。同社製品のみならず、他社製品の流量計についても校正サービス(流量計の検査)を提供しており、今後は自動車会社や薬品会社などが保有している流量計にもサービスを拡大する計画だ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<SO>
あのちゃん、SNSに書かれ「本当に嫌」な言葉を告白「悪口ってみなされないと思って…」
大谷翔平、6試合ぶり44号「ボールよく飛ぶ」標高1600m敵地クアーズフィールドで1発
「重大な規約違反が発覚」でメンバー脱退のグループ、メンバー全員が卒業へ
「勝手に夢見る風土病」 北朝鮮・金与正氏、韓国との対話を否定
数十年に1度咲く? リュウゼツラン、駅ホームで黄金色に輝く 福岡
米司法省、ワシントンの犯罪統計を調査へ トランプ氏「偽の件数」
鈴木誠也、ブルワーズとのダブルヘッダー第1試合は2打数無安打も2四球2得点 勝利に貢献
極限の乾燥環境に挑む!「est」のベーシックラインがさらに進化しました
タリーズコーヒーが、創業日を記念した期間限定商品を発売
【73%が回答】Instagramで探す子連れ情報、iibaが自動連携で解決
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
細木数子さんに「うるせーな、クソババア!」暴言吐いた62歳女性芸人「上から言われたので…」
「けしからん格好」23歳タレント“衝撃バストライン”に悶絶の声「奇跡のスタイル過ぎる」
大谷翔平が提訴された不動産巡る訴訟 投資会社が自社に全責任と主張「異議申し立ては根拠ない」
カンニング竹山「アッコにおまかせ」生放送を急きょ欠席 和田アキ子「さっき電話しましたけど」
<1分で解説>福山雅治さん、フジ「不適切会合」への出席認める
体の一部切除手術の起業家グラドル、大胆ピンク色のビキニ大公開!プールサイドに乗り上げ強調
松本人志飲み会参加元セクシー女優、怒りの投稿「こうゆう奴は地獄に落ちてほしい」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
新幹線“キセル乗車” 驚がくの手口とは
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
水卜麻美アナ、生放送で突如号泣 スタジオ騒然 大粒の涙ボロボロこぼし「ごめんなさい…」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
大谷翔平と代理人バレロ氏が訴えられる、ハワイの高級リゾート住宅建設プロジェクトを巡り
二階堂ふみとカズレーザーが結婚を発表
あのちゃんが実名告白「もっと笑顔にしたい」38歳元アナ女優「めっちゃ暗い、何かたまってる」
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然
サンモニ膳場貴子が「失言生謝罪」の青木理氏に“17文字”でコメント

あのちゃん、SNSに書かれ「本当に嫌」な言葉を告白「悪口ってみなされないと思って…」
大谷翔平、6試合ぶり44号「ボールよく飛ぶ」標高1600m敵地クアーズフィールドで1発
「重大な規約違反が発覚」でメンバー脱退のグループ、メンバー全員が卒業へ
「勝手に夢見る風土病」 北朝鮮・金与正氏、韓国との対話を否定
数十年に1度咲く? リュウゼツラン、駅ホームで黄金色に輝く 福岡
米司法省、ワシントンの犯罪統計を調査へ トランプ氏「偽の件数」
鈴木誠也、ブルワーズとのダブルヘッダー第1試合は2打数無安打も2四球2得点 勝利に貢献
極限の乾燥環境に挑む!「est」のベーシックラインがさらに進化しました
タリーズコーヒーが、創業日を記念した期間限定商品を発売
大谷翔平、第3打席は冷静に四球を選んで出塁 常識外れの衝撃44号弾丸アーチで球場ざわつく