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オプティム Research Memo(2):“キラーサービス”を優先し、積極的な成長投資を継続(2)


■要約

4. 今後の見通し
2023年3月期の連結業績については期初予想を据え置き、売上高で前期比10.0%増の9,140百万円、営業利益で同10.1%増の1,690百万円と見込んでいる。売上高については、前期と同水準の成長率で、創業来23期連続となる過去最高売上高を目指す。EMM及びMDM市場が堅調に拡大するなか、オプティム<3694>の主力製品・サービスは優位なポジションにあり、売上高構成で約8割を占めるストック売上が増加する傾向は、下期も継続すると想定される。通期の売上高予想に対する進捗率は45.4%(前年同期は42.4%)と前年同期を上回っている。フロー売上も好調に推移していること、下期に売上が積み上がるストック型ビジネスの特長などを考慮すると、上振れて着地する可能性が高いと弊社では考えている。利益については、一定の利益を確保しながらも積極的な成長投資を行う基本方針だ。また、期中において優良な投資機会が生じた場合(M&Aなども含む)は、柔軟かつ積極的に成長投資を行う方針である。通期の営業利益予想に対する進捗率は33.9%(前年同期は37.3%)と前年同期を下回るが、積極的な成長投資を継続しながらでも十分達成可能な計画であると弊社では考えている。

■Key Points
・「Optimal Biz」はPC・モバイル管理サービスのデファクトスタンダード
・AI・IoTプラットフォーム「OPTiM Cloud IoT OS」を活用し、建設・農業・医療などで多数の実績
・2023年3月期第2四半期は前年同期比17.9%増の増収。主力の「Optimal Biz」「OPTiM Cloud IoT OS」がけん引し、ストック売上・フロー売上ともに好調
・“第4次産業革命の中心的な企業となる”べく、積極的な成長投資を継続。“キラーサービス”が充実中
・2023年3月期は期初予想を据え置き、創業来23期連続過去最高売上の見込み。積極的な成長投資を実施しつつ2ケタ営業増益を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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