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新興市場銘柄ダイジェスト:セカンドサイトは大幅に3日続伸、霞ヶ関キャピタルがストップ高


<5033> ヌーラボ 680 +100
ストップ高。プロジェクト管理ツール「Backlog」の利用料金を23年1月から改定すると発表している。スタータープランを従来の2640円/月から2970円/月に、プラチナプランを5万5000円/月から8万2500円/月に引き上げる。サービスの成長を継続するため、安定的なサービス提供と顧客ニーズに機動的に応える開発体制を強化することが目的。料金引き上げは利益拡大につながるとの期待から買いが入っているようだ。

<5028> セカンドサイト 1635 +140
大幅に3日続伸。一部メディアが伊藤忠商事<8001>傘下のファミリーマートについて「独自決済アプリ『ファミペイ』を通じて得た顧客の購買データを分析し、信用力を判定。24時間借り入れ可能なローンを提供する」と報じた。この報道の中で「与信管理は新生銀行<8303>の貸金業子会社と、人工知能(AI)を活用したデータ分析を手掛けるセカンドサイトアナリティカと協力する」と伝えられており、買い材料視されているようだ。

<3498> 霞ヶ関キャピタル 4230 +700
ストップ高を付け、年初来高値を更新した。23年8月期の営業利益予想を前期比49.4%増の32.00億円と発表している。物流関連市場で施設開発の活況が中長期的に継続すると見込むほか、ホテル関連市場も景気回復に向けた期待が高まりつつあるとしている。年間配当予想は50.00円で前期(30.00円)から増配する。22年8月期の営業利益は61.2%増の21.41億円で着地した。主力の物流施設開発事業での開発用地売却などで利益が拡大した。

<7047> ポート 921 -22
朝高後、マイナス転換。就職領域で展開するリスキリング型デジタル人材育成スクール「ネットビジョンアカデミー」で今後5年で5000人のデジタル人材輩出を目指し、注力事業に据えると発表している。岸田文雄首相が所信表明演説でリスキリング支援に5年で1兆円を投じると表明したことを受け、今後の需要拡大を見込んで事業拡大のスピードを上げるために段階的に投資を実行していく。

<4436> ミンカブ 2084 -44
朝高後、マイナス転換。ソーシャルメディアプラットフォーム「ALIS.to」を運営するALIS(東京都港区)の全株式を取得し、完全子会社化したと発表している。取得価額は非開示。ALISが持つトークン発行やトークンエコノミー運営ノウハウを活用し、資産形成情報メディア「MINKABU」でのコンテンツ投稿者に対するユーザー間インセンティブなど新たなユーザーエクスペリエンス創出を目指す。

<7359> 東京通信 1518 +118
大幅に続伸。東証が5日から信用取引に関する規制を解除したことが好感されている。前営業日まで新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする規制措置を受けていた。日証金も貸借取引の銘柄別増担保金徴収措置を解除している。東京通信株は9月13日に年初来高値を記録した後、4日終値(1400円)まで30%近くも下落しており、自律反発の期待も買いを後押ししているようだ。 <ST>
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