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いちご Research Memo(5):クリーンエネルギー事業では全国の太陽光及び風力発電所が安定収益を生む


■事業概要

3. クリーンエネルギー事業
クリーンエネルギー事業は2012年に開始され、全国65ヶ所、195.2MWの太陽光及び風力発電所プロジェクトをグループで開発・運営するまでに成長した。2022年4月19日時点でいちご<2337>が保有する発電所のうち売電開始済が62ヶ所、172.9MW(うち、いちごグリーンは15発電所、29.4MW)、開発中の発電所が3ヶ所、22.0MWであり、今後これに同社が開発を進めている国内の間伐材を利用した木質バイオマスによる発電や非FIT型の太陽光発電が加算されていく。

同社のクリーンエネルギー事業の特徴は、1)遊休地の有効活用を図ること、2)北海道から九州・沖縄まで全国に分散していること、3)固定買取価格制度の下20年間の安定した収益が保証されており、36円以上の買取価格が過半であること、4)2MW以下のものから関東最大級の43MW(いちご昭和村生越ECO発電所)まで、規模でも分散が図られていること、5)太陽光発電のほか風力発電、木質バイオマス発電に取り組み電源の多様化が行われていること、などである。2016年2月期決算で黒字転換して以来、コロナの環境下においても順調に成長、毎年安定収益を生んでいる。今後も発電所の開発を強化し、2年後の2024年2月期には195.2MWとする開発計画である。企業のESG活動に注目が集まるなか、同社がクリーンエネルギー発電事業を擁することは、今後一段と同社の強みとなるだろう。

2022年2月期は、前期に竣工した発電所の売電収入が通期で寄与したことや新たに9ヶ所の発電所が売電を開始したことなどにより、セグメント売上高は5,362百万円(前期比15.2%増)、セグメント利益は2,134百万円(同16.3%増)と順調に増加した。2022年2月期までの総事業費は380億円、ストック収益で43億円を稼ぐまでに成長した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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