CACHD Research Memo(2):積極的なM&Aと海外展開で従業員4,000名超のIT企業グループに発展
CAC Holdings<4725>は、日本国内のパイオニア的な独立系ソフトウェア専門会社、(株)コンピュータアプリケーションズ(CAC)として1966年8月に発足した。その創業理念は「ハードウェア・メーカーから独立・中立の立場で、ユーザー指向の情報システムを構築する」というものであり、その考え方は「世界をフィールドに、先進のICTをもって新しい価値を創造する」という現在の企業理念へと受け継がれている。
現在は国内外でのIT事業に経営資源を集中する企業グループ(持株会社傘下の連結子会社19社、持分法適用関連会社2社が事業展開、グループ従業員数4,249名)を形成している。
半世紀を超える同社の歴史を振り返ると、自社のコアコンピタンス(核となる能力)を育み大切にしながらも、時代の変化を敏感に嗅ぎ取り新たな価値創造に挑戦し続けてきた姿が見て取れる。
1. 独立系SIerのパイオニアとして優良な顧客基盤を築いたIT事業拡大期
同社の前身であるCACは1966年の発足から時を経ずして、システム構築業務の企画・構築及びサポート等を請け負うSIerへと業容を拡大、1988年には通産省(現 経済産業省)による「システム・インテグレータ登録・認定制度」の発足と同時にその認定企業となっている。1971年には「顧客のビジネスを支援するには、情報システムの運用・管理を専門企業が引き受けるべき」との考えから、日本システムサービス(株)(以下、SSK)に出資し、日本初のアウトソーシング・サービス専門会社として事業を開始し、1973年には、情報処理とファイリング・サービスを主業務とする(株)システムユティリティ(以下、SUC)を設立するなど、グループとして事業領域の拡大を続けてきた。
1994年に上記3社(CAC・SSK・SUC)が合併しシーエーシーとして、システムの企画・構築から運用までを一貫提供できる体制を名実ともに整え、IT事業拡大期を迎えることになる。IT事業拡大期では、オーガニックな成長に加え、上場(1999年に店頭登録銘柄として株式公開、2000年には東京証券取引所第1部に上場)以降は、M&Aによる事業拡大を一段と積極化している。具体的には、2000年に(株)アークシステム、2002年に(株)湯浅ナレッジインダストリ((株)シーエーシーナレッジに商号変更)、2003年には(株)オルビス(現 (株)CACオルビス)と(株)マルハシステムズ(現 (株)CACマルハニチロシステムズ)を子会社化した。これら各社は顧客である有力企業のIT子会社である。このことは、顧客から見た同社の位置付けを示す好事例とも言える。なおシーエーシーナレッジについては、ユアサ商事<8074>との関係強化(2020年10月に資本業務提携)が図られるなかで、2021年2月に連結子会社から持分法適用会社に移行、同4月からはユアサシステムソリューションズ(株)へと商号変更した。
同社はプライムコントラクタ(元請け)の立場で、様々な業種に向けて最適化したサービスを提供することにこだわってきた。元請け契約は成果物責任を負うため、委任型契約や二次受け契約に比べリスクは大きいものの、最終顧客のニーズを的確かつ直接汲み取ることが可能(結果、顧客ニーズを満たせば大きな利益を獲得できる)であり、ユーザー指向の同社創業理念に合致している。そしてプライムコントラクタとしての顧客との良好な関係が、M&Aを通じたアウトソーシング事業拡大やCRO(医薬BTO)領域への進出につながった。
2. M&A戦略を駆使した2006~2016年のCRO事業展開期
国内IT事業において大手製薬企業を有力顧客としてきたことから、同社は1970年代に治験データの入力業務を開始し、まだ「CRO」という業務用語が存在しなかった1990年にCRO事業の1つであるデータマネジメントに参入した。その後、同社はM&A戦略を駆使してCRO事業の拡大を推進、2016年にはCROにITを組み合わせた先駆的企業としてCACクロアを発足した。しかしながら、IT事業に経営資源を集中するため2021年6月にCACクロアの全株をイーピーエス(株)に譲渡し、現在に至っている。
3. インド企業買収で幕を開けた海外IT事業の本格展開期、事業再構築を経てM&A戦略を継続
同社の海外展開は、1)顧客企業の海外展開に対応した1989年の米国進出、1990年の欧州進出、2)開発コスト削減を狙ったアジア圏進出(2000年に中国、2010年にインド)を経て、2014年からはM&A戦略を通じて海外での本格展開に挑む新たなステージを迎えている。具体的には、海外サポート力の拡充を図るため、2014年にインドIT企業で米国・英国・中東などにも拠点を有するAccel Frontline Limited(以下、AFL。2018年にInspirisys Solutions Limitedに商号変更)を15億円強投じて子会社化し、2015年にはシンガポールIT企業でアジア圏の医療機関向けに事業を展開しているSierra Solutions Pte.Ltd.(以下、Sierra)を子会社化した。
その後、当初見込んでいた成果が得られないとして、2017年にAFLが保有するサイバー・セキュリティシステムの構築を主力事業とするシンガポール企業(Accel Systems & Technologies Pte. Ltd.)とSierraの全株式を譲渡するなど、2018年にかけて海外事業の再構築を進めながら、2019年9月にインドネシアを主要拠点とするシンガポールのMitrais Pte.Ltd.(以下、Mitrais)の株式を100%取得し子会社化(実行日は10月18日)、M&A戦略を継続している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 前田吉弘)
<EY>
献体写真公開で炎上の女性美容外科医が謝罪「全てモザイクかけていたつもりで…倫理観が欠如」
【12月24日生まれの著名人】相葉雅紀、石原さとみ、西内まりや、トミーズ雅ら
吉川晃司とUL・OSがコラボ「世間の波に流されるの絶対に嫌」生き様語るロングインタビューも
子どもたちにボードスポーツ体験を提供するNPO法人CHILL、2025年のスノーボードプログラムを発表
【日本ハム】中日からFAの福谷浩司と大筋合意、来季V目指す新庄監督にクリスマスプレゼント
高須克弥院長が激怒「馬鹿医者め!」献体写真公開めぐる謝罪釈明の麻生泰氏や女性外科医に
【ジェルミーワン】夜桜と初桜をイメージした桜コレクションが登場♡
佐野勇斗、念願の朝ドラ出演「自信につながる」恋人役の主演橋本環奈の印象も語る
エバース&ママタルト、M-1翌日に巨人岸田行倫、湯浅大らとイベント 球団仕事かけネタ披露
こっちのけんと、紅白初出場の反響に喜び「スーパーのおばちゃんが覚えてくれた」
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
56歳熟女がかっこよさと自分らしさを追求「グラビアは60まで続ける」
膳場貴子が22日「サンモニ」欠席 TBS駒田健吾アナが事情説明
北九州中学生2人死傷 近くに住む40代男性を殺人未遂容疑で逮捕
中川翔子「加害者を守る必要なんかない」 北九州・中学生殺傷事件では容疑者報道めぐり物議
さらば・森田、『ラヴィット』で放送禁止用語の大失言!麒麟・川島が即謝罪もブチ切れ
特殊捜査係20人が窓ガラス割り突入、容疑者確保 中学生2人殺傷
「普通は即死」渡辺香津美、危篤状態から在宅療養に 妻「生きていてさえくれれば…」
59歳俳優が告白「俺は芸能界に入る前にAVプロダクションをやっていた」
八代弁護士「警察は早い段階から行動確認に」と推測 北九州の中学生殺傷事件で男逮捕
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
高橋ジョージ「やっぱりお縄だよ」新曲の印税引き出したら銀行の態度が…その後に残高見て仰天
千円札に込めた奇跡!明石家さんまが30年間大切にした「ラブレター」に感涙
飯島直子「いつみんなに言おうか…」別れを報告「お空へ旅立ちました」
まるで別人?浜崎あゆみのFNS歌謡祭での姿に驚きの声
「わっぜか音がしっせえよ あたいは今朝ん台風か思っせえよ」 アルティメット鹿児島弁アニキが『Twitter』で話題に
WANDS復活で上杉昇(47)の衝撃的な現在の姿に注目が集まる事態に!
献体写真公開で炎上の女性美容外科医が謝罪「全てモザイクかけていたつもりで…倫理観が欠如」
【12月24日生まれの著名人】相葉雅紀、石原さとみ、西内まりや、トミーズ雅ら
吉川晃司とUL・OSがコラボ「世間の波に流されるの絶対に嫌」生き様語るロングインタビューも
子どもたちにボードスポーツ体験を提供するNPO法人CHILL、2025年のスノーボードプログラムを発表
【日本ハム】中日からFAの福谷浩司と大筋合意、来季V目指す新庄監督にクリスマスプレゼント
高須克弥院長が激怒「馬鹿医者め!」献体写真公開めぐる謝罪釈明の麻生泰氏や女性外科医に
【ジェルミーワン】夜桜と初桜をイメージした桜コレクションが登場♡
佐野勇斗、念願の朝ドラ出演「自信につながる」恋人役の主演橋本環奈の印象も語る
エバース&ママタルト、M-1翌日に巨人岸田行倫、湯浅大らとイベント 球団仕事かけネタ披露
【市場反応】米11月耐久財受注速報値/11月シカゴ連銀全米活動指数、ドル高止まり