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タメニー---3Qも2ケタ増収、カジュアルウェディング事業の売上高が大幅に増加


タメニー<6181>は2月14日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比35.3%増の41.94億円、営業損失が2.00億円(前年同期は18.21億円の損失)、経常損失が2.53億円(同17.43億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が3.09億円(同16.53億円の損失)となった。

婚活事業の売上高は前年同期比1.2%減の19.78億円、営業利益は同529.3%増の6.33億円となった。当第3四半期は、結婚相談所で徹底した効率化を推進した。とくに、広告では緊急事態宣言下及び閑散期(主に10-12月)の広告展開を抑制し、営業体制では拠点の統廃合及び小規模化を実施した。なお、ターゲット層を絞り込んだ広告展開で新規入会者数及び在籍会員数は一時的に減少したが、効率化効果で利益は前年同期を上回る推移となった。一方、婚活パーティーでは顧客動向に合わせて従来型の婚活パーティーを重点的に開催し、計画通りの推移となった。

カジュアルウェディング事業の売上高は同109.3%増の18.71億円、営業損失はのれん償却費1.14億を計上し1.53億円(前年同期は9.06億円の損失)となった。近年広がりを見せるカジュアルウェディング(カジュアルな挙式披露宴、少人数挙式、会費制パーティー、フォトウェディング、結婚式二次会)のプロデュース等を行ってる。当第3四半期は、スマ婚シリーズ(主にカジュアルな挙式披露宴、少人数挙式、会費制パーティー)の施行が緩やかに回復し、LUMINOUS(フォトウェディング)の施行が四半期別で過去最大となった。なお、当第3四半期までは広告展開を抑制し、少人数挙式を中心としたプロダクト開発に注力した。

テック事業の売上高は同10.8%減の1.06億円、営業利益は同83.6%減の0.07億円となった。ITやテクノロジーを活用した婚活テックやウェディングテックサービスの企画開発及び提供等を行っている。当第3四半期は、コネクトシップ(婚活事業者間の相互会員紹介プラットフォーム)で利用会員数が継続的に増加し、期初の収益ポイントの見直しも相まって売上高が約2倍、営業利益が約5倍に伸長した。また、オンライン婚活では前第4四半期に投入した婚活アプリの活性化に向け、婚活事業との連携強化を推進した。なお、前第3四半期にエン婚活エージェントに対して同社婚活サービスの運営受託事業を譲渡したこと、婚活アプリが新規事業として先行投資フェーズであることから、減収減益となった。

ライフスタイル事業の売上高は同45.3%増の0.52億円、営業利益は0.13億円(同0.32億円の損失)となった。生活品質向上に資するサービス(保険・金融・不動産等)の提供等を推進している。当第3四半期は、保険販売でグループ送客体制強化、顧客ニーズに合わせた提案強化、取扱商品拡充で新規保険契約証券数が伸長した。

法人・自治体向け事業の売上高は同232.9%増の1.96億円、営業利益は0.17億円(同0.34億円の損失)となった。社員総会等の企業イベントのプロデュースや地方自治体向け婚活支援等を行っている。当第3四半期は、企業イベントのプロデュースで新商品投入や集客チャネル強化で施行が拡大した。また、地方自治体向け婚活支援では、宮城県へAIを活用した婚活支援システム「parms」を導入するとともに、同県の婚活支援センターの運営を受託した。加えて、地方自治体等が主催する婚活に係る各種イベントやセミナーの運営支援を行った。

2022年3月期通期については、売上高が前期比29.4%増の57.30億円、営業損失が1.60億円、経常損失が2.30億円、親会社株主に帰属する当期純損失が2.50億円とする11月15日に修正した業績予想を据え置いている。



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